「ブックメーカーで勝てるコツやノウハウなんてないの?」
結論からいうと、確実に稼げる方法はありませんが、工夫次第で勝率を100%に近づける方法はあります。
ですが、楽に勝率を100%に近づけることはできません。
ブックメーカーで勝てるようになるには、予想と分析が必要であり、これをなくしては勝率を上げることはできません。
そこで今回の記事ではブックメーカーで稼ぐためのコツ・ノウハウを解説し、ノウハウを生かす大切な考え方・メンタルについて詳しく解説していきます。
ブックメーカーで稼ぐためのコツ・実践ノウハウについて

ブックメーカーで稼ぐための主なやり方は2種類あります。
- 試合結果を予測して勝敗予想を当てに行く
- ブックメーカー投資法を使用する
本来であれば①の試合結果を予測できるようになった方が良いです。
ただ、どうしても予測ができない方に関しては②の投資法に挑戦すると良いです。
① 試合結果を予測して勝敗予想を当てに行く
最も良いのは試合を予想して当てにいくのが王道のやり方です。
例えばですが、オッズ1.5倍以上の試合に賭けていくとなると、勝率67%以上で期待値をプラスにすることができます。
■簡単な期待値の考え方■1,000円で賭けると推定します。
【オッズ1.5に1,000円賭けると500円の利益が出ます。67勝したと仮定します。】
500円×67試合=33,500
【33敗したと仮定します。】
-1,000円×33試合=-33,000
【まとめ】
収支で+500円の利益が出ます。
つまり、オッズ1.5倍以上の試合で、3回のうち2回勝つことを目標に賭けていけば問題ありません。オッズ2.0倍以上の試合では、2回に1回勝てば良いです。
もちろん適当に賭けても勝率を上げることはできないため、ブックメーカーの予想サイト・データ分析サイトを使用することで、勝率を上げることができるでしょう。
- 両チームのランキング差(実力差がわかる)
- チーム同士の直接対決(実力差がわかる)
- 直近成績(コンディションにつながる)
- チームのタイプ (後半に強いか弱いかなど)
- 選手の住んでいる地域と試合している場所 (気候の変化など)
- コートの種類など (選手との相性)
これらを事前に情報収集し、予測を立てることで、より精度の高い試合選びをすることができます。
② ブックメーカー投資法を使用する
ブックメーカー投資法とは初心者でも、高めの確率で稼ぐことができるノウハウを指します。
ノウハウと言っても、試合の選別や分析は必要となるため、過信は禁物です。
ブックメーカー投資法には主に3つあります。
- ブックメーカー低オッズ転がし
低めのオッズを狙い、複利で収益にレバレッジをかけていく方法です。 - アービトラージ法
ブックメーカー運営会社の間で生じる「オッズ差」を利用して利益を目指す投資方法です。 - マーチンゲール法
勝率が約50%、配当が約2倍のものに使える倍賭け手法です。
いずれも利用するには注意点があります。
下記にて3つの投資法について解説しているので、参考にしてください。
ブックメーカーノウハウを生かすための考え方【認知バイアスに注意】

ブックメーカーで勝つために、試合結果を予測して勝敗予想を当てに行ったり、ブックメーカー投資法を使用したり、色々な工夫をされているのではないでしょうか。
ですが、それらを生かすのはユーザーであり、同じ手法を使っても勝てる人と勝てない人がいるのが現状です。
もちろん運もありますが、考え方の違いによって、試合の選択が変わってくることがあるため、ブックメーカーにおいて必要な考え方を理解しておくことが大切です。
これまでの記事と比べ、かなり難しい内容となっており、投資における心理学的な内容を紹介します。

苦手な方は飛ばしていただいてOKです。
ブックメーカーで総合的に勝てるようにするには、正確に情報を読み取り、論理的に予想することが大切です。そこで、妨げになるのが「認知バイアス」の存在です。
認知バイアスとは
認知心理学や社会心理学で扱われることが多いバイアスです。
人は感情動物であり、様々な外的・内的要因から正確な判断ができなくなります。
つまり、「勘違い」ということです。
ブックメーカーの予想において、大きく結果を変えてしまう「勘違い」について、今回は解説していきます。
①消極的バイアス
ブックメーカーをしていて、自分にとってマイナスに働くことが起こった際に、その関連全てがマイナスのイメージになってしまうことを消極的バイアスと言います。
その状態で、プラスになる情報があったとしても、プラスに思えなくなったりもします。
つまり、試合に負けたときに次の試合も負けるのではないかと思ってしまうことですね。

その場合は無理にプレイせず、明日から賭けるようにするなど、日にちを改めた方が賢明です。
②自信過剰バイアス
自分の知識や経験が優れていると過信することにより、正確な判断や対応ができなくなることを言います。
一度ブックメーカーで勝ったら、自分は才能があると勘違いをしてしまい、
「この試合も何となく勝てるのでないかな」
と、冷静な判断ができなることを言います。

総合的にブックメーカーで勝てる人は、なぜ自分が勝てたのかを分析して、次に生かすことを行っています。
③確証バイアス
確証バイアスとは、自分にとって都合のいい情報ばかりを無意識的に集めてしまい、反証する情報を無視したり集めようとしないことをいいます。
この試合は勝てそうと思っていて、念の為に予想サイト・分析サイトを使っても、自分にとって都合の良い情報しか集めないことがあります。
この場合、予想サイト・分析サイトが全く意味のないものとなってしまいます。

選んだ試合が勝てると思った要因を、改めて自分に問うことが大切です。
④アンカリング効果
はじめに目にした数字や物事が、後の判断を大きく替えてしまうことを言います。
つまり、一番最初に賭けやすい試合や勝てそうな試合を見つけてしまい、それ以外の試合を見た時に、一番最初に見た試合が良いのではないかと勘違いしてしまう心理です。

一番最初に見る試合はインパクトに残りますよね…
⑤バンドワゴン効果
大多数が賛成している場合、大多数を支持してしまうことをいいます。
例えばですが、
「Googleマップで確認したら☆が4.5以上なので、美味しいに違いない」
などと美味しいという明確な根拠がないのに、美味しいのではないかと勘違いしてしまうことですね。
ブックメーカーにおいては予想サイトで、大多数の人が勝てると予想しているから、自分の判断を他人の判断にゆだねてしまうことがあります。

他人の予想はあくまでも参考にすることが大切です。
なぜ、予想師がそのような予想をしたのか、導き出し方が分かれば100点です。
⑥損失回避
人は損をしたくない生き物であり、同じ30,000円を勝ったとしても
- 10連勝して30,000円稼いだ
- 9連勝して50,000円稼いだのに10回目で20,000円負けてしまい、合計で30,000円稼いだ
結果だけ見れば同じなのに、②の方だと後悔してしまって、良い気持ちになれないです。
総合的に勝てば良いのですが、一回の負けを本当に気にしてしまうのが、人の難しいところですよね…。
この場合も明日から賭けるようにするなど、気持ちを切り替えた方が賢明です。

気持ちを切り替えるには、自分の好きなことをやるのも良い手ですよ!
ブックメーカーのコツ・ノウハウまとめ

いかがでしたか?
今回はブックメーカーのコツ・ノウハウ・生かす考え方について詳しく解説してきました。
これまでの内容をまとめると
- 試合結果を予測して勝敗予想を当てに行く
- ブックメーカー投資法を使用する
- 消極的バイアスに惑わされない
- 自信過剰バイアスに惑わされない
- 確証バイアスに惑わされない
- アンカリング効果に惑わされない
- バンドワゴン効果に惑わされない
- 損失回避に惑わされない
このようになりました。
人の心理について解説してきましたが、正直いうと分かっていても制御できないことが多いです。
ただし、無意識より、有意識の方が、自分をコントロールすることが可能なので、無理はしない程度に思い出したら実践してもらえると嬉しく思います。

次回はもっと楽しい内容を発信しますね!
今回の内容はやや上級者向きです!