「ブックメーカーって怪しい?詐欺ではないの?」
「ブックメーカー投資に勧誘されて困っている…」
この記事を読まれている方は上記のような悩みを持たれていませんか?
ブックメーカーはあまり日本で認知されていないため、正確な判断ができずに悩むことが多いと思います。
そこで今回の記事では、ブックメーカーを利用した商品・サービスの概要、見極め方・クーリングオフ・解約方法・購入する前に理解しておいた方が良いことについて解説していきます。
目次
ブックメーカー投資詐欺とは

ブックメーカー投資詐欺とは、ブックメーカーを利用して稼ぐ・儲けるための商品・自動売買ツール・教材などを騙して購入させて、消費者に損害を与えることを言います。
ブックメーカーで確実に稼げる・確実に儲かるなど、根拠のない誇大広告を行っている業者が該当します。
中にはSNSなどを利用して勧誘する業者も増えてきており、実際に被害を受けている人もいることから、ブックメーカーは怪しい?詐欺?と勘違いされている方も増えています。
そもそもブックメーカー(Bookmaker)とは賭け事を主催している会社の総称であり、世の中にある事象が賭けの対象となっています。主にスポーツベットを提供しています。
ブックメーカーのサイトの用途は娯楽・ギャンブルではあるものの、還元率が90〜98%と非常に高く、他のギャンブルと比べても勝ちやすいのは事実といえるでしょう。
100%勝てるわけではありませんが、オッズの期待値や資金管理、スポーツ等の分析次第では稼ぐことも可能になってきます。

あくまでもスポーツなどの世の中の未来のできごとに対して賭けていくため、絶対は存在せず、負けるリスクも伴うことを理解しておきましょう。
ブックメーカー自体は違法なの?合法なの?
ブックメーカー自体は詐欺ではなく、利用することで違法性を問われることもありません。
ただし、ブックメーカーは現在の日本の法律だとグレーゾーン扱いとなっています。
グレーゾーンとは
片方の法律から見れば違法だが、もう一方の法律から見ると合法で、なおかつ罰則を受けないものを言います。
なぜこのような扱いになっているかと言うと、
日本で賭博をした場合、胴元側と賭ける側の双方が罪に問われるのですが、現在の法律では、海外で合法に営業しているブックメーカーにインターネットを使って利用することについては罰することができないからです。
つまり胴元側が海外にあるため、賭博罪が成立しないと言うことです。
この問題は日本側がインターネットを利用したギャンブルについての法律が定められていないことが原因になっており、曖昧になっています。

法的な根拠は下記の記事にて解説していますので、参考にしてください。
ブックメーカーを利用した主な商品・サービスについて

ブックメーカーを利用した商品・サービス(外部サービス)についてまずは理解しておきましょう。
①ブックメーカー自動売買ツール(システム・ソフト)
ブックメーカー自動売買ツール(システム・ソフト)とは、プレイヤーではなく、AIが自動で賭け金とベットを行ってくれるツールのことを指します。
- 完全放置でも運用できる
- 24時間365日運用できる
- 判断に迷わない
- 価格が高い
- ブックメーカー側のオッズの決め方に変動があれば対応できなくなる
- アカウント停止のリスクあり
ちなみにブックメーカー側のオッズの決め方として、
- トレーダーの見解
- 各スポーツの直近成績やスコア、負傷などデータからAIによる調整
- プレイヤーの動向や過去の賭けによる調整
などがあります。
プレイヤーの動向だけでなく、リアルタイムの出来事でオッズの変動が頻繁に発生します。
このようにブックメーカー運営会社のAIは、非常に優秀であり、短期的に稼ぐことができても、対策されてしまえば、一瞬で使えなくなります。
また、ブックメーカーの利用規約にもソフトウェアを改変して賭けることは禁止されています。
結論から言うと、ブックメーカーを利用した商品の中では最も詐欺の可能性が高く、おすすめすることはできません。

ツールの売りでもある、総合的に稼ぐことができることも、ブックメーカー側が対策することにより、一瞬で水の泡です。
ツール(AI)に任せるのではなく、自分で賭けることが大切です。
②ブックメーカーアービトラージなどの情報商材
ブックメーカーアービトラージとは、ブックメーカー運営会社の間で生じる「オッズ差」を利用して利益を目指す投資方法です。
ブックメーカーの運営会社は1,000社以上あると言われており、同じ試合でもそれぞれ違ったオッズを提供します。
それ自体は普通の話ですが、オッズ差が極端になるとプレイヤーが確実に稼げるという状況になります。

アービトラージについては下記の例を参考にしてください。
日本勝利 | ブラジル勝利 | マージン | |
---|---|---|---|
Aブックメーカー | オッズ1.55倍 | オッズ2.60倍 | 103% |
Bブックメーカー | オッズ1.70倍 | オッズ2.30倍 | 1.023% |
プレイヤー | オッズ1.70倍 | オッズ2.60倍 | 97.3%(利益率2.7%) |
- 100÷1.55+100÷2.60=64.5+38.5=103%
- 100÷1.70+100÷2.30=58.8+43.5=102.3%
- 100÷1.70+100÷2.60=58.8+38.5=97.3%
- Aブックメーカーで日本の1.7倍に6,050円賭けると
1.70倍 6,050円=10,285円 - Bブックメーカーでブラジルの2.6倍に3,950円賭けると
2.60倍 3,950円=10,270円
このように、勝敗に関わらず試合後には約270円の利益が生まれます。
現在は、ブックメーカー側のAIが発達しており、このようなオッズ差が生まれづらくなってきており、以前と比べると利用する機会が少なくなりました。
また、各ブックメーカー公式サイトと提携しているOddspedia(オッズペディア)が、そのようなアービトラージベッティングツールを提供しており、登録なしで無料にて利用することができます。
そのため現在は、アービトラージの情報自体に価値がなく、それらを情報商材としているため、おすすめすることはできません。

オッズペディアの使い方については下記の記事で解説しているので参考にしてください。
③ブックメーカー広告副業
「ブックメーカーの広告を副業で稼ぎませんか?」などという勧誘事例が複数あります。
ブックメーカーの広告といえば、当サイトのようなWebサイトで運営しているものを一般的に指しますが、勧誘されるブックメーカー広告副業はWebサイト運営のやり方を教わるのではなく、SNSや口コミでブックメーカーの広告副業を広げていくものがほとんどのようです。
口コミで広げるものとしては、ネットワークビジネスなどが該当しますので、注意してください。

実際にどのようなやり方で広告を行うのか確認することが大切ですね!
各国で運営しているブックメーカーの利用規約を遵守し、日本の法律に反するような広告は避けるのが無難です。
④ブックメーカー賭け方・稼ぎ方・手法などを教えてくれる
ブックメーカーの賭け方・稼ぎ方・手法などをコンサルしてもらえるサービスもあります。
実際に詳しい賭け方・稼ぎ方など、インターネットにある情報だけでは分からない方に向いているサービスです。
この場合、何を学べるのか、どのようなやり方で稼いでいくのかを理解する必要があるでしょう。

ブックメーカーの商品価格と得られる価値との見極めが必要になってきます。
⑤ブックメーカー予想配信・試合選別
現在最も多いのが、ブックメーカー予想配信・試合の選別を行ってもらえるサービスです。
公営ギャンブルでも競馬・競輪などの予想配信サービスは非常に多いため、決して珍しい商材ではありません。
ギャンブルだとこのような予想配信は非常に多く存在します。
この場合も、得られるサービスと価格の見極めが必要となってきます。
ほとんどの場合、月額制(サブスクリプション)と想定されるため、月額制の場合、詐欺ではない可能性が高いです。

実績のある方にレクチャーしてもらえれば、コツを掴むのも早いと思います。
ただし解約方法・違約金などの有無は必ず確認しておきましょう。
ブックメーカー投資詐欺の見極め方

様々な商品形態を紹介してきましたが、このようにブックメーカーを利用した商品・サービスは無数にあり、一概に詐欺と決めつけることはできません。
初心者の方に簡単な見極めができるように、まとめてみましたので、参考にしてください。
- ブックメーカー自動売買ツール
- ブックメーカー自動売買システム
- ブックメーカー自動売買ソフト
- ブックメーカーアービトラージの情報商材など
注意点として、アービトラージは現在のブックメーカーでは、あまり利用できません。
自動売買はまず勝てません。ブックメーカーのオッズの決め方をツールで全て察知することは困難であり、AIに任せるのではなく、自分で賭けることが鉄則です。
- ブックメーカー賭け方・稼ぎ方・手法を教えてくれる
- ブックメーカー予想配信など
公営ギャンブルでも競馬・競輪などの予想配信サービスは非常に多いため、珍しい商材ではありません。
ギャンブルだとこのような予想配信は非常に多く存在します。
この場合は、得られるサービスと価格の見極めが必要となってきます。
当たり前かもしれませんが、ブックメーカーは楽して稼ぐことはできませんし、もちろん数十万の収益を簡単に出すこともできません
短期的に稼ぐことができても、長期的に稼ぐのは難易度が高いです。
当然相応の努力が必要であり、資金管理や賭けるタイミング、予想や分析などを理解する必要があります。

楽に稼げる!簡単に儲かる!みたいな話は存在しないので、注意するようにしましょう!
ブックメーカーの商材を誤って購入した場合、クーリングオフできる場合が多い

ブックメーカーの商材を購入した場合、契約書面においてクーリングオフの記載や解約方法について明記されているのが基本です。
もし契約書面を交わしていない場合は、極めて詐欺の可能性が高いため、1日でも早く最寄りの消費者センターなどに問い合わせするようにしてください。
ブックメーカーの商品・サービスの販売方法として、使われている商法がMLM(ネットワークビジネス・連鎖販売取引)である場合、契約書面を受け取った日から数えて20日間以内がクーリングオフ期間となります。
連鎖販売取引の際、消費者(無店舗個人)が契約をした場合でも、法律で決められた書面を受け取った日(商品の引渡しの方が後である場合には、その日)から数えて20日間以内であれば、消費者は連鎖販売業を行う者に対して、書面により契約の解除(クーリング・オフ)をすることができます。
出典:特定商取引法ガイド連鎖販売取引
今回はネットワークビジネスで例を挙げましたが、販売商法でクーリングオフ期間が異なる場合があるので、必ず契約書面を確認するようにしてください。
インターネット上による購入の場合は、自ら購入を決断したとみなされてしまうため、クーリングオフができないので、注意してください。

契約書面を受けとっていない場合は、無期限でクーリングオフできる可能性が高いです。
ブックメーカーの商材・サービスを購入する前に実施しておくべき内容

ブックメーカー自体は商品やサービスを購入しなくても、実際にプレイすることができます。
そのためブックメーカーサイトに自分で登録し、実際にプレイしてみて、ブックメーカーにおけるスポーツベッティングのイメージを沸かせることが大事です。
ブックメーカー商材の勧誘をされて、購入するか悩んでいる方にもおすすめできる方法です。
ブックメーカー自体は無料で登録することができ、賭け金として利用する金額を入金して、プレイする流れになります。
実際にプレイしてみると、ブックメーカーを利用した商品・サービスから何が得られるのかを正確に判断できるようになります。
最も危険なのは、ブックメーカーを良く分からないで、商品・サービスを購入してしまい、イメージと違って後悔するパターンです。
当サイトでは、日本で安全に遊べるおすすめブックメーカーの選定と始め方、実際の稼ぎ方まで全て解説しているので、まずは実践してから、商材・サービスの購入を検討しても遅くはありません。

上記2記事を読むことで、ブックメーカー始め方や選び方を網羅できますよ!
まとめ
いかがでしたか?
ブックメーカーを利用した商品・サービスの概要、見極め方、クーリングオフ・解約方法、購入する前に実施しておいた方が良いことについて解説してきました。
ブックメーカー自体、日本にあまり認知されておらず、分からないことが多いのが原因だと思っています。
まずは実際にプレイし、ブックメーカーについて詳しくなってから、外部サービスの購入は検討するようにしましょう!

公営ギャンブルの競馬・競輪など実際に利用している人が、外部サービスである予想配信や競馬新聞などを購入してギャンブルを楽しんでいますよ!
それでは解説していきます!