ブックメーカーは日本からアクセスできるオンラインギャンブルサイトのひとつ。
海外企業が運営している、法的な解釈が確立していないというハードルがある一方で公営ギャンブルよりも稼ぎやすい、日本では賭けられないスポーツや試合にもオッズが提供されているといった魅力も多いサービスです。
この記事では、ブックメーカーについて詳しくない方向けに特徴や違法性、安全な理由を分かりやすく解説します。
ブックメーカーとは?
ブックメーカー(Bookmaker)とは、イギリス発祥の様々な賭けを提供しているサービスの総称を指します。多くが法人としてサービスを提供しており、世の中の様々な事象を対象としたオッズを提供しています。
日本ではスポーツに賭けられるサービスという印象が強いです。
ブックメーカーは海外に拠点を置く企業が運営しているサービスであるため、日本の公共ギャンブルとは仕組み・運用方式が大きく異なります。
日本における知名度は高くありませんが、有名な大会タイトルやプロスポーツチームのスポンサーになっていることもあります。
ブックメーカーの発祥はイギリスから
ブックメーカーの発祥は、1790年代のイギリスにまで遡ります。当時、イギリスのロンドン北東部・ニューマーケット競馬場にて、賭け競馬が催されたのが始まりとされています。当初は賭けが競馬文化にそぐわないと反対する声も多く、1845年になると競馬ギャンブルを規制する法律も制定されました。
しかし、1960年頃になると価値観と共に法律も変化。政府発行ライセンス取得を条件に公認されました。以降、イギリスにおいてブックメーカーは国民から親しまれる文化のひとつとして発展していきます。
1990年代後半には、インターネット普及により、ブックメーカーもオンライン化。店舗運営は減少し、現在のオンライン運用に至ります。
ブックメーカーで賭けられるものとは

- サッカー(Jリーグ・プレミアリーグなどの海外サッカー全般)
- 野球(プロ野球・MLBなど)
- 競馬(日本・海外のレースなど)
- テニス(グランドスラム4大大会など)
- バスケ(Bリーグ・NBAなど)
- 総合格闘技(RIZIN・ブレイキングダウンなど)
- 相撲・競輪・競艇
- Eスポーツなど
- その他 政治・経済・カジノゲームなど
ブックメーカーでは、多種多様なスポーツ・世界各国の試合に対して賭けられるスポーツベッティングが主流です。シンプルな勝ち負けだけでなく、何点差で試合が終わるか、2点目をどちらが獲得するかなど様々な試合進行に対してオッズが用意されています。
アメリカやイギリスなど世界中で催されている試合・大会にもオッズが提供されており、ワールドカップ・オリンピックも取り扱っています。サイトによってはサッカーのJリーグ、競馬の有馬記念など日本の大会にも賭けられます。
ブックメーカーの面白い点として、スポーツ以外の事象も賭けの対象となります。たとえば、アメリカ大統領選挙にてどちらが当選するか、経済状況の予想などにもオッズが提供されます。

リアルなスポーツだけでなく、ゲーム要素が強いEスポーツにも賭けられる点はブックメーカーならではといえます。
日本でブックメーカーを利用するのは違法?安全な理由とは

ブックメーカーは聞き慣れない単語なだけに、その合法性・安全性が気になるという方も多いはず。ここではブックメーカーの法的立ち位置・利用が安全といえる根拠を解説します。
ブックメーカーの違法性・注意点
結論を申し上げると、日本におけるブックメーカーの法的取り扱いは明確になっていません。
日本国内で賭場を開催・参加することは賭博法にて規制されています。一方、海外企業がオンライン上で催している賭場に参加することの是非は規定されていません。
そのため、ブックメーカーは合法・違法どちらともいえないグレーな立ち位置となります。
現状では個人でプレイする分には今のところお咎めなしという扱いになっていることを覚えておきましょう!

下記の記事でより詳しく検証しています
ブックメーカーの安全性について
日本における法的立ち位置が明確になっていないブックメーカーですが、ギャンブルサービスの運用自体は安全性が高いものとなります。
根拠のひとつとして、ブックメーカー会社がサービスを提供するにはギャンブルライセンス取得が必須である点が挙げられます。
賭けを提供するという性質上、不適切な運営ではマネーロンダリングの温床となる恐れがあります。そこで各ブックメーカー会社はジブラルタル、マルタ共和国、キュラソー島などが管理しているライセンスを取得する必要があります。
これらのギャンブルライセンスは取得が困難であるのは勿論、維持し続けるのにも相応の費用と安全性の証明などのコストを支払い続けなければいけません。

生半可な企業では取得すらできません
ブックメーカーの特徴4選!メリットや仕組みを紹介!

ブックメーカーには、魅力的なメリットが多々あります。公営ギャンブルとは一味違ったブックメーカーの特徴を解説していきます。
①オンラインで利用可能!無料で登録でき、入金した金額内でプレイできる
ブックメーカーの利用は基本的にオンライン。会場に行かずとも、自宅など落ち着いた場所でスポーツベッティングを楽しめます。
また、ブックメーカーは無料で登録でき、手続きも簡単なので数分で完了します。入金した資金だけが賭けに使われるため、お金を使いすぎも防げます。
1回の賭けでは最小10円くらいから賭けられるため、初心者の方や慣れない方は、少額から始めていくのがおすすめです。

こうした手軽に賭けを始められる点は、ブックメーカーの大きな魅力といえるでしょう。
②還元率が90%以上と高く、賭ける前にオッズが公開されている

ブックメーカーが人気な理由のひとつに還元率(RTP)の高さが挙げられます。還元率とは、賭けた金額に対しプレイヤーに還元される勝利金の割合。
この還元率が高いほど、プレイヤーが損失しにくくなり、稼ぎやすくもなります。
ブックメーカー方式 | パリミュチュエル方式 | |
---|---|---|
配当率(オッズ) | 賭ける前に公開 | 賭ける前は未公開 |
地域 | 海外 | 日本 |
胴元(運営側)リスク | ブックメーカー側が 損する可能性あり | 必ず差し引くことができる ので損することはない |
還元率 | 高い 90〜98% | 普通 75% |
オッズの提供方式も公営ギャンブルと異なります。
公営ギャンブルは、賭けるタイミングでどれくらいの倍率になっているかを公開しないパリミュチュエル方式を採用しています。この方式は運営元が非常に有利で、利用者は基本的に損失を被りやすいです。
一方、ブックメーカー方式は事前にオッズ公開しています。このためブックメーカー側が必ず得をするとは限りません。試合進行で大番狂わせが起きればブックメーカー側も損失を被ります。
公営ギャンブルよりも運営(胴元)とフェアな点は、利用者としては安心できるポイントです。
③事前ベットだけでなく、ライブベット・ライブ中継も楽しめる

公営ギャンブルでは、賭けがはじまる前に選択する事前オッズのみとなります。一方、ブックメーカーの場合、そうした事前オッズ以外にも試合途中から賭けられるライブベットが存在しています。
ライブベットのメリットは試合進行し、結果が予想しやすくなったタイミングから賭けられる点。試合の流れが判断しやすいため、事前オッズよりも勝ちやすいです。
ブックメーカーサイトによっては、試合の生中継を見ながら賭けられるライブストリーミング機能も搭載されています。スポーツベッティングと試合中継が組み合わさることで、より白熱した試合展開を楽しめるようになります。
④日本国内スポーツの提供数も豊富で、様々な予想・賭け方を楽しめる
ブックメーカーは、日本のスポーツ試合提供数も優秀です。サッカーのJリーグやプロ野球などの試合にもオッズが提供されています。
一方、競馬など公営ギャンブルの場合は、提供サイトが限られている傾向にあります。ただ、ブックメーカーサイトの中には日本中央競馬・日本地方競馬に対応している他、有馬記念など大きなタイトルにもオッズを提供しているところもあります。

ブックメーカーサイトによって提供スポーツ・試合も異なります
ブックメーカーの始め方・やり方・おすすめサイト3選を紹介!
実際にブックメーカーを試すにしても、どう始めればいいか分からない方も多いはず。
ここでは、ブックメーカー初心者向けに最初のステップを解説していきます。
登録したいブックメーカー公式サイトにアクセスする
初心者の方はスポーツベットアイオー・bet365・カジ旅がおすすめ
- Sportsbet.io(スポーツベットアイオー)
- 登録が非常に簡単!入出金方法の銀行振込が安定して利用できる
- 無料予想賞金ボーナスを定期的に提供!イベントが魅力
- 日本競馬へのベットが人気で初心者にも使いやすい!
- bet365(ベット365)
- 世界で9,000万人以上が利用!世界でTOPの実力を誇る
- サイトスピードが早く、とても使いやすい
- ベット機能が豊富!スポーツ観戦(ライブ中継)も楽しめる
- 入出金はペイズがおすすめ!
- カジ旅(カジタビ)
- RPG要素を含めたエンタメ要素が豊富なブックメーカー
- スポーツ観戦(ライブ中継)を大画面で楽しめる
- 入出金方法が豊富!クレジットカード・銀行振込などにも対応している
その他のブックメーカーサイトは
こちらをチェック
公式登録ページに移動し、必要な情報を入力します
有効なメールアドレス・電話番号が必要です
登録完了後に入金を完了させます
初心者の方は銀行振込・ペイズを利用するのがおすすめです!
- Eウォレットに登録して入金(初心者おすすめ)
◎複数のサイトを利用するならペイズがおすすめ
◎ペイズとブックメーカー間では手数料がかからない
◎最も安定した入出金が可能
×手数料が入金・出金とともにかかる
- 銀行振込による入金(初心者おすすめ)
◎1サイトの運用なら手軽でおすすめ
×海外のギャンブルサイトへの決済になるため、失敗する恐れあり
×手数料が入金・出金とともにかかる
失敗したら別の銀行か他の入金方法を利用しよう - クレジットカードによる入金
◎1サイトの運用なら手軽でおすすめ
×海外のギャンブルサイトへの決済になるため、失敗する恐れあり
×手数料が入金時にかかる
失敗したら別のクレカか他の入金方法を利用しよう - 仮想通貨による入金(上級者向け)
◎高額の入出金に向いており、手数料が最も低め。速度も早い
◎リップル・ライトコインは特に手数料が低い
◎USDT(テザー)は為替レートの変動はほぼなく、USD(ドル)と連動している
◎複数のサイトを利用するならおすすめ
×日本円に変換する際に為替手数料がかかる
×為替レートの変動が大きい
×日本国内仮想通貨取引所による入出金ができないケースあり
その場合は、海外仮想通貨取引所による入出金がおすすめ
必要があれば出金前に本人確認書類を提出します
- 身分証明書類
(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど) - 現住所確認書類
(公的料金明細書・クレジットカード利用明細書など)
3ヶ月以内の物が有効
1点ずつ提出することで承認が得られる
お手元の銀行口座などに出金します
- 銀行振込による出金
- Eウォレットに出金
- 仮想通貨取引所に出金

手順はとても簡単ですね!これで安心して初心者の方も始められます。
下記の解説記事では各主要リーグにおける当サイトの優勝予想とブックメーカーにおけるオッズ比較、限定ボーナス、おすすめサイトを紹介しています。

慣れてきた方はチェックしてみてください。
困った時はブックメーカーサイトのカスタマーサポートを利用しよう
各ブックメーカーサイトでは困った時にカスタマーサポートが用意されております。Eメールのみならず、ライブチャットも用意されており、気軽に問い合わせすることが可能です。
また、主要なブックメーカーサイトでは日本人による日本語サポートも対応しているため、安心して利用できます。
簡単にお問い合わせ手順について解説していきます。

左上にある「ハンバーガーメニュー」を選択します。

続いて「ライブチャット」を選択します

要件に合うものを選択してお問い合わせしましょう。

タイムリーに質問できるので、問題解決も素早いです!
ブックメーカーのよくある質問
ブックメーカーのよくある質問について回答していきます。
まとめ
ブックメーカーは無料で登録でき、少額から賭けられるため気軽に始められるギャンブルといえます。
海外の合法ライセンスを取得できた企業・サイトのみが提供できるため安全性も高く、賭けすぎることがないよう調整できる仕様も備わっています。
日本の公営ギャンブルと比較しても使いやすさや稼ぎやすさが段違い。ギャンブル好きな方やスポーツ予想が好きな方であれば、一度は試しておくべきサービスといえます。

この機会にブックメーカーを試してみてはいかがでしょうか
ブックメーカーをはじめる参考にしてください!