「世界ではどのサッカークラブチームが強いの?」
「サッカークラブの世界ランキングが知りたい!
世界で最も強いクラブチームはどこの国のクラブか知りたい!」
サッカーの世界大会と言えばワールドカップがありますが、国別に戦うサッカーの大会は実は多くはありません。
サッカーはクラブチームと呼ばれる一つの団体ごとに戦うのが基本です。
国内でのトップリーグをはじめ、世界の主要大会にもクラブチームごとに出場し対戦します。
そこで今回の記事では、2023年1月時点で算出された最新版の世界サッカークラブランキングについてご紹介します。

聞いたことがあるクラブチームがランクインしているかもしれません!

記事の最後では日本のサッカークラブチームの世界ランキングについても紹介しているので、ぜひお楽しみに!
サッカーリーグのランキングはこちら
サッカークラブ世界ランキングの順位付けについて

サッカークラブのランキングについては、様々な算出方法があります。
今回の記事では、FIFA世界ランキングにも使われているElo rating system methodという算出方法でのランキングを紹介します。
この算出方法では、
- ある対戦試合の勝ち点
- その試合の重要度
- 対戦国間の強さ
- 大陸連盟間の強さ
という4点から得点を計算し、マッチポイントを算出します。
このマッチポイントを直近の12ヶ月の試合で計算し、平均を取った値がランキングでのポイントになります。
つまり試合に勝利することに加えて、その試合の重要度(例えばワールドカップ本大会か親善試合なのか)によってもポイントは変わってきます。

重要な試合で、強い相手に勝つほどランキングに影響するポイントは高くなる傾向にあります。
参考元:World Football/Soccer Clubs Ranking
サッカークラブ世界ランキングTOP10選

それではサッカークラブの世界ランキングを1位から10位までご紹介します。

名前を聞いたことがあるチームが出てくるか、楽しみながら見てみてください!
1位:FCバイエルン・ミュンヘン (FC Bayern München)
国 | ドイツ |
地域 | バイエルン州・ミュンヘン |
実績 | 6度の欧州制覇 公式クラブメンバー29万人以上 |
FCバイエルン・ミュンヘン (FC Bayern München)は1900年に設立され他ドイツのサッカークラブで、公式クラブメンバー数が世界1位という大人気のドイツサッカークラブです。
ドイツのトップサッカーリーグで世界4大リーグのひとつもあるブンデスリーガでは、一度も降格したことがなく、31回という優勝回数は最多記録です。

ゲルト・ミュラーやローター・マテウスなど世界で名を残したサッカー選手が所属していたことでも有名です。
2位:SSCナポリ(SSC Napoli)
国 | イタリア |
地域 | ナポリ |
実績 | セリエA優勝(2回) UEFAカップ(優勝1回) |
SSCナポリ(SSC Napoli)とは、イタリアのナポリを本拠地とするサッカークラブで、世界4大リーグのひとつであるイタリアのセリエAに所属するチームです。
イタリアのトップサッカーリーグであるセリエAを1986-87シーズンと1989-90シーズンに優勝した実力を持ちます。
史上最年少でプロデビューを果たし、クラブを数々の優勝に導いた伝説的なスター選手ディエゴ・アルマンド・マラドーナが所属していたクラブでもあります。

マラドーナ選手の背番号である10番は永久欠番になっています。
3位:レアル・マドリード(Real Madrid)
国 | スペイン |
地域 | マドリード州マドリード |
実績 | 14度の欧州制覇 FIFAワールドカップ9度の優勝(歴代最多) |
レアル・マドリード(Real Madrid)とは、スペインのマドリードに本拠地を置くサッカークラブで、世界4大リーグのひとつラ・リーガ(通称リーガ・エスパニョーラ)に所属しています。
ラ・リーガのリーグ創立以来一度も降格したことがなく、優勝回数は35回と史上最多です。
ヨーロピアン・チャンピオン・クラブズ・カップに5度優勝(もしくは3年連続優勝)することで得られるビッグイヤーの永久保持に、史上初めて達成したクラブチームでもあります。

FIFAクラブワールドカップでの世界一回数は歴代最多である、サッカー界を代表するクラブチームです。
4位:マンチェスター・シティFC(Manchester City)
国 | イングランド |
地域 | マンチェスター |
実績 | プレミアリーグ8度優勝 FAカップ6度優勝 |
マンチェスター・シティFC(Manchester City)とは、イングランドのマンチェスターに拠点を置くサッカークラブで、世界4大サッカーリーグのひとつであるプレミアリーグに所属しています。
選手の平均年棒は約740万ドルと言われており、2012年時点での調査では世界で3番目に高い年棒のクラブチームでした。
2017-18年シーズンのプレミアリーグでは、史上初めて勝ち点3桁でリーグ制覇を果たしたことでも話題になりました。

スタジアムに史上初めてイング濫訴の王室が訪れたことがあるなど、歴史的にもイングランドの中心的なクラブチームです。
5位:リヴァプールFC(Liverpool FC)
国 | イングランド |
地域 | リヴァプール |
実績 | プレミアリーグ19度優勝 UEFAチャンピオンズカップ6度優勝 |
リヴァプールFC(Liverpool FC)とは、イングランドのリヴァプールに本拠地を置くサッカークラブで、プレミアリーグに所属しています。
2005年にUEFAチャンピオンズカップで優勝し、ビッグ・イヤーの永久保持を獲得しました。これはイングランドのクラブチームでは初めての快挙でした。
伝統的にライバル関係にあるマンチェスター・ユナイテッドとの対戦は、ノースウェスト・ダービーと呼ばれ、毎回白熱した戦いを繰り広げます。

1993年から1996年までの主将であるイアン・ラッシュが、リヴァプール最多記録である346得点を記録したチームでもあります。
6位:パリ・サンジェルマンFC(Paris Saint-Germain)
国 | フランス |
地域 | パリ |
実績 | リーグアン10度優勝 UEFAカップウィナーズカップ1度優勝 |
パリ・サンジェルマンFC(Paris Saint-Germain)とは、フランスのパリに本拠地を置くサッカークラブで、リーグアンに所属しています。
リーグアンでの10度の優勝に加えて、クープ・ドゥ・フランスで13回、クープ・ドゥ・ラ・リーグで9回、トロフェ・デ・シャンピオンで11回の優勝を飾っています。
UEFAカップウィナーズカップでの優勝(1995-96シーズン)しています。
フランスのクラブチームのうち、ヨーロッパの主要大会での優勝経験があるのはほかにオリンピック・マルセイユのみです。

2022年時点での格付けで、リーグアンの中で最も資産価値が高いクラブチームとして算出されています。
7位:FCバルセロナ(Barcelona)
国 | スペイン |
地域 | カタルーニャ州バルセロナ |
実績 | スペイン国内主要タイトル3冠達成 ビッグイヤー永久保持 |
FCバルセロナ(Barcelona)とは、スペインのバルセロナに本拠地を置くサッカークラブで、ラ・リーガに所属しています。
ラ・リーガの優勝回数は26回で一度も降格したことがありません。また、コパ・デル・レイにおいては31回の最多優勝記録をもっています。
同一シーズンにおけるラ・リーガ優勝とコパ・デル・レイ優勝を同時に達成する国内タイトル2冠達成を、8回経験しており、この記録もスペイン国内で最多記録です。
2022年9月に世界的な経済誌「フォーブス」が算出したスポーツチームの資産価値の格付けにおいて、世界第2位の50億ドルに位置付けられました。

世界的なサッカースター選手であるリオネル・メッシが2004~2021年まで所属していたサッカークラブでもあり、最多得点記録を保持しています。
8位:アーセナルFC(Arsenal)
国 | イングランド |
地域 | ロンドン |
実績 | プレミアリーグ13度優勝 UEFAカップウィナーズカップ1度優勝 |
アーセナルFC(Arsenal)とは、イングランドの首都ロンドンに本拠地を置くサッカークラブで、プレミアリーグに所属しています。
プレミアリーグの優勝回数はフットボールリーグ時代を含めて18回であり、2003-04年シーズンには無敗優勝を達成しました。
ロンドンにあるエミレーツ・スタジアムを拠点とし、軍需工場の労働者クラブとして創設されたことからエンブレムには大砲が描かれています。

エリザベス2世主催の伝統的なバッキンガム宮殿で行われるお茶会に、サッカークラブとして初めて招待された経歴を持ちます。
9位:SLベンフィカ(Benfica)
国 | ポルトガル |
地域 | リスボン |
実績 | プリメイラ・リーガ37度優勝 UEFAチャンピオンズカップ2連覇 |
SLベンフィカ(Benfica)とは、ポルトガルのリスボンを本拠地とするサッカークラブで、ポルトガルのトップサッカーリーグであるプリメイラ・リーガに所属しています。
プリメイラ・リーガの創設時から一度も降格したことがないクラブチームで、37回優勝経験があります。
またタッサ・デ・ポルトガルで29回、タッサ・ダ・リーガでは4回の優勝経験を誇り、ポルトガルで最多の記録を保持しています。
ポルトガル国内では1972-73シーズンと1977-78シーズンに無敗優勝を達成するなど、トップレベルの実力があるクラブチームです。

ポルトガルで唯一、UEFAチャンピオンズカップで2連覇を達成したことがあります。
10位:ACミラン(AC Milan)
国 | イタリア |
地域 | ミラノ |
実績 | UEFAチャンピオンズリーグ7度優勝 |
ACミラン(AC Milan)とは、イタリアのミラノに拠点を置くサッカークラブで、セリエAに所属しています。
セリエAの3階建て構造と呼ばれるビッグスリーのうちのひとつのクラブであり、19度の優勝経験があります。
ビッグスリーのほかクラブには、伝統的なライバルであるインテルナツィオナーレ・ミラノと、ユヴェントスがあります。
UEFAチャンピオンズリーグでは過去に7回優勝しており、ビッグイヤーの永久保持を達成しています。

イタリアのサッカークラブの中で最も平均年棒が高いと言われており、約610万ドルという調査結果があるほどです。
日本のサッカークラブは世界でどれくらいの順位なの?

ここまで世界のサッカークラブランキングトップ10をご紹介していきました。
では、日本のサッカークラブは世界ランキングでは何番目にランクインするのでしょうか?

日本の代表的なサッカークラブのうち、世界ランキングに入っているサッカークラブをご紹介します。
80位:川崎フロンターレ
国 | 日本 |
地域 | 神奈川県川崎市 |
実績 | J1リーグ4度優勝 J2リーグ2度優勝 |
神奈川県川崎市を本拠地に置く川崎フロンターレが、世界ランキング80位にランクインしていました。
川崎フロンターレはJ1リーグ4度の優勝経験があり、2020年にJ1リーグで史上最速優勝を達成し、2021年には最小配線記録を更新しています。
154位:横浜F・マリノス
国 | 日本 |
地域 | 神奈川県横浜市、横須賀市、大和市 |
実績 | J1リーグ5度優勝 アジアカップウィナーズカップ1度優勝 |
神奈川県横浜市、横須賀市、大和市を本拠地に置く横浜F・マリノスが、世界ランキング154位にランクインしていました。
横浜F・マリノスは、下位リーグへの降格したことが一度もなく、J1リーグ創設時に所属していたチームのうち降格経験がないのはほかにに鹿島アントラーズのみです。
J1リーグで5度優勝したほか、国際大会であるアジアカップウィナーズカップでの優勝経験があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、2023年1月時点で算出された最新版の世界サッカークラブランキングについてご紹介してきました。
サッカー大国であるスペインやイングランドをはじめ、ヨーロッパのクラブチームが世界ランキングの上位を占めていました。
対戦チームとの実力差がわかるランキングは、ブックメーカーなどで勝利チームを予想するときに欠かせないデータです。
これらのデータを確認する癖をつけて、チームの実力を把握しておくことでスポーツベッティングの勝率を高めることにもつながります!

サッカーの試合を観戦するときは、世界ランキングをチェックしてさらに白熱した観戦を楽しんでみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
今回の記事ではこのような疑問に答えていきます。