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WBSC野球世界ランキング2023年版!男子・女子で日本が首位をキープ!理由も合わせて紹介

日本でダントツに人気が高い野球は、海外でも親しまれているスポーツ。

そんな野球にもWBSC(世界野球ソフトボール連盟)によって定められたランキングが存在しており、その国の野球の強さを測る指標としても活用されています。

このWBSC世界野球ランキングにおいて、実は日本が男女ともに首位をキープしています。

今回はWBSC野球世界ランキングとなぜ日本が首位をキープし続けられている理由について解説します。

WBSC野球世界ランキング2023年版【男子】

今回のランキング解説にあたり、WBSC公式サイトにて公表されている男子野球の情報を参考にしました。以下にベスト20までのランキングをまとめています。

順位国名ポイント
1位日本5323
2位アメリカ4402
3位メキシコ4130
4位台湾4061
5位韓国4049
6位ベネズエラ3534
7位キューバ3151
8位オランダ3089
9位オーストラリア2600
10位ドミニカ2415
11位プエルトリコ2230
12位イタリア2017
13位カナダ1970
14位パナマ1936
15位コロンビア1826
16位チェコ1745
17位ニカラグア1334
18位イスラエル1134
19位ドイツ1075
20位イギリス882
2023年3月28日時点
アオイちゃん

日本がアメリカよりも上なのは意外ですね!

日本は2018年12月から首位をキープ!

日本は2018年から強豪国のアメリカや台湾を抑え、WBSC世界ランキングの首位をキープし続けています。過去4年以上に渡り、強豪国が多い野球世界ランキングにおいてトップを維持し続けられた国は日本以外ありません。

獲得ポイントが2位の台湾、3位のアメリカと大きく差を離しており、日本野球「侍ジャパン」の実力は、世界でも高レベルなチームといえます。

WBSC野球世界ランキング2023年版【女子】

順位国名ポイント
1位日本1355
2位台湾1097
3位カナダ1029
4位アメリカ1015
5位ベネズエラ900
6位ドミニカ717
7位キューバ520
8位オーストラリア509
9位プエルトリコ371
10位韓国364

上記は、最終更新日である2021年12月31日のデータをまとめたものとなります。新型コロナウイルス感染症により一部大会が、中止・延期された影響が反映されています。

WBSC世界野球ランキングにおいて、男子と女子で集計方法が異なります。男子は過去4年分のポイントを集計するのに対し、女子野球の場合は過去3分のワールドカップにおけるポイントが集計されます。

野球世界ランキングでなぜ日本が首位をキープしているの?

野球世界ランキングで日本が首位をキープし続けられている理由は、4年間の各国際大会における総合戦績に基づくものだからです。

WBSC世界野球ランキングには、成人プロ選手の試合だけではなくジュニア大会の戦績も含めた総合的な国際試合結果が反映されます。たとえば、11~12歳の選手たちによって競われるWBSC U-12ワールドカップの結果もカウントされます。

獲得できるポイントは国際大会の種類によって異なり、最上位であるプレミア12はWBSC U-12の4倍もの点数が獲得できます。そのため、国によってはジュニア国際大会での小さいポイントは重要視せず、プレミア12・WorldBaseballClassic(WBC)にリソースを多く割いているケースもあります。

日本は各世代の育成がバランスよく行き届いており、それぞれが優勝を目指して日夜努力し続けています。結果としてジュニア、社会人、プロ達の総合的な試合結果が日本野球の世界ランキング首位をキープしていると考えられます。

一方、女子野球の場合は、総合力ではなくワールドカップを優勝し続けた結果によって首位をキープしています。

ブック君

国全体の総合的な野球力の高さで、首位をキープしています

WBSC野球世界ランキングについて

野球の世界ランキングにおける各国の順位を解説してきましたが、そもそもWBSCはどのように算定しているのか?

WBSC野球世界ランキングの仕組みについて解説します。

過去4年間の成績に基づくポイント制

WBSC野球ランキングは、過去4年間における各国際大会で獲得したポイントの総合戦績です。

対象となる国際大会で、各チームがどれだけ優れた戦績を残したかかで決定します。そのため、仮にトップチームが世界最強であっても他チームの戦績が悪ければ、WBSC野球ランキングで上位にいない可能性もあります。

ポイント対象となる大会
  • WBSCプレミア12
  • WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)
  • WBSC U-23ワールドカップ
  • WBSC U-18ワールドカップ
  • WBSC U-15ワールドカップ
  • WBSC U-12ワールドカップ
  • 親善試合など

WBSC野球ランキングの算定ポイントは、国際大会の種類によっても異なります。世界トップクラスの国際大会であるプレミア12・WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は、ジュニア大会WBSC U-12ワールドカップの3~4倍のポイントを獲得できます。

とはいえ、各大会のポイントが反映される仕組み上、総合的に優れた戦績を有する国の方がランキング上位に入れる可能性が高いです。

アオイちゃん

1チームが強いだけでは上位に入れないんだね

上位12カ国はプレミア12の出場権を獲得できる

WBSC世界ランキング上位12ヵ国は、世界トップレベルの野球国際大会プレミア12への出場権を獲得できます。計12ヵ国が参戦することは確定していますが、試合形式はトーナメント、総当たりと開催毎に変化しています。

WBSC Uワールドカップがジュニアや社会人などアマチュアの大会だったのに対し、プレミア12は選抜されたプロ選手たちが出場します。

プレミア12は、2015年に発足したばかりの大会で4年に1度の間隔で開催されています。過去2回の開催時では、韓国、日本がそれぞれ優勝を果たしています。

野球の国際大会における優勝国について

各野球国際大会における優勝国についても触れていきます。総合的な首位は日本がキープしていますが、必ずしも国際大会で上位にランクインしている訳ではありません。

国際大会によって、上位に食い込む国の傾向が異なります。

WBSCプレミア12の優勝国について

開催開催年1位2位3位4位
第1回2015年韓国アメリカ日本メキシコ
第2回2019年日本韓国メキシコアメリカ

開催回数は少ないですが、WBSCプレミア12は国際大会の中でもプロ選手たちが集まって競い合うため、高レベルな試合水準となっています。そのため、WBSCプレミア12で上位にランクインした国は野球国力が高いといって間違いありません。

ブック君

過去開催時において日本、韓国が優勝していますが、アメリカやメキシコなどの強豪国が今後順位を上げてくる可能性もあります。

WBCの優勝国について

開催開催年1位2位4位以内
第1回2006年日本キューバ韓国・ドミニカ
第2回2009年日本韓国アメリカ・ベネズエラ
第3回2013年ドミニカプエルトリコ日本・オランダ
第4回2017年アメリカプエルトリコ日本・オランダ
第5回2023年日本アメリカメキシコ・キューバ

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)には他国際大会と異なり、メジャーリーガーたちも出場できます。そのため、本当に世界一強い野球力を有する国を決めるリーグといっても過言ではありません。

国際大会の中でも特に高レベルな試合が多いのが特徴。各国のトップ選手たちが選抜されるため激しい試合展開が楽しめます。

2023年開催時は、野球強豪国アメリカを制し日本が優勝!約14年ぶりとなるWBC優勝に日本中が感動に包まれました。

大谷翔平選手をはじめ、侍ジャパンのメンバー全員に称賛の声が国内外から寄せられ、日本が活気に満ち溢れました。

オリンピックの優勝国について

開催開催場所1位2位3位
1984年ロサンゼルス日本アメリカ台湾
1988年ソウルアメリカ日本プエルトリコ
1992年バルセロナキューバ台湾日本
1996年アトランタキューバ日本アメリカ
2000年シドニアメリカキューバ韓国
2004年アテネキューバオーストラリア日本
2008年北京韓国キューバアメリカ
2021年東京日本アメリカドミニカ

オリンピックにおいても、日本、アメリカ、韓国が上位に入賞していますがキューバが優勝を果たすなど、他国際試合とはまた変わった傾向があります。

2008年の北京オリンピック以降、野球を種目スポーツとするには普及国が少ない、MLB不参加など多くの理由からオリンピック種目として除外されていました。

その後、2021年東京オリンピックで再度、種目入りを果たしました。これは開催国にオリンピック種目を追加提案できる権限があるため。日本は野球大国でもあることから、東京オリンピックでは科目入りできました。

しかし、2024年開催予定のパリオリンピックでは、再び種目から外されることとなります。

まとめ

日本は世界の強豪国が競い合う野球界において、総合力で首位を獲得した国。プロからジュニアまで各リーグにおいてバランスよく結果を残しています。

世界一強い野球国を決定するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)においても常に上位にランクインしていることから、純粋な強さにおいても高い水準であることが分かります。

若者の野球離れが懸念されてはいますが、今後も国際大会で日本が活躍し続けることで野球選手たちに憧れを抱く子どもたちが増えるかもしれません。

ブック君

これからも野球は国民的スポーツであり続けるでしょう

この記事を書いた人
ブックメーカー研究所 編集部

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