「世界で強いバスケットボールはどこの国?」
「バスケットボールの世界ランキングが知りたい!」
「日本のバスケットボールは世界ではどれくらいの順位?」
バスケットボールといえば、多くの方が学生時代に一度はプレーしたことがあるスポーツであり、日本中の数多くのプレイヤーやファンがいます。
また近年では、東京オリンピック2020で女子日本代表が銀メダルを獲得したことが大きな話題になりました。
今回の記事ではそんなバスケットボールについて、世界の強い国ランキングや日本の順位、FIBAランキングの順位決定方法をご紹介します。

ランキングを知ると、バスケットボールが盛んな国や世界の情勢が見えてきます。

予想しながら楽しんで見てみてください!
なお、この記事で紹介しているランキングはすべて2022年11月時点のFIBAデータを利用しており、FIBAバスケットボールワールドカップ2023予選後のランキングです。
目次
FIBAバスケットボール世界ランキング男子 TOP50選

FIBAバスケットボール世界ランキングのトップ50か国をランキング形式でご紹介します。
FIBAとは国際バスケットボール連盟のことで、公式大会や世界大会での成績をもとに各国をランキング付けして公開しています。
参考元:FIBA WORLD RANKING PRESENTED BY NIKE(男子)

まずは男子版の世界ランキングです!
順位 | 国名 | 地域順位 |
---|---|---|
1位 | スペイン | 1位 |
2位 | アメリカ合衆国 | 1位 |
3位 | オーストラリア | 1位 |
4位 | アルゼンチン | 2位 |
5位 | フランス | 2位 |
6位 | セルビア | 3位 |
7位 | スロベニア | 4位 |
8位 | リトアニア | 5位 |
9位 | ギリシャ | 6位 |
10位 | イタリア | 7位 |
11位 | ドイツ | 8位 |
12位 | チェコ共和国 | 9位 |
13位 | ブラジル | 3位 |
14位 | ポーランド | 10位 |
15位 | カナダ | 4位 |
16位 | トルコ | 11位 |
17位 | ベネズエラ | 5位 |
18位 | モンテネグロ | 12位 |
19位 | ナイジェリア | 1位 |
20位 | イラン | 2位 |
21位 | プエルトリコ | 6位 |
22位 | チュニジア | 2位 |
23位 | クロアチア | 13位 |
24位 | フィンランド | 14位 |
25位 | ドミニカ共和国 | 7位 |
26位 | ニュージーランド | 3位 |
27位 | 中国 | 4位 |
28位 | ウクライナ | 15位 |
29位 | ラトビア | 16位 |
30位 | ベルギー | 17位 |
31位 | メキシコ | 8位 |
32位 | グルジア | 18位 |
33位 | イスラエル | 19位 |
34位 | ヨルダン | 5位 |
35位 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 20位 |
36位 | 韓国 | 6位 |
37位 | セネガル | 3位 |
38位 | 日本 | 7位 |
39位 | ハンガリー | 21位 |
40位 | フィリピン | 8位 |
41位 | アンゴラ | 4位 |
42位 | レバノン | 9位 |
43位 | コートジボワール | 5位 |
44位 | エストニア | 22位 |
45位 | ウルグアイ | 9位 |
46位 | オランダ | 23位 |
47位 | イギリス | 24位 |
48位 | ブルガリア | 25位 |
49位 | アイスランド | 26位 |
50位 | スウェーデン | 27位 |
1位は組織的なバスケットボールと選手の高い技術力が特徴のスペインでした。
2位はバスケットボール発祥の地でもあるアメリカ合衆国です。
世界トップレベルの実力を持つNBAから選抜された選手が代表チームでプレーしています。
日本は世界ランキングで上位25%に入る38位でした。
ワールドカップや東京五輪での活躍で順位を上げましたが、FIBAワールドカップ2023のアジア知己予選で中国・オーストラリアに敗北した結果、現在の順位になっています。

今後の活躍に注目が集まります!
FIBAバスケットボール世界ランキング女子 TOP20選
続いて女子バスケットボールの世界ランキング20か国をご紹介します。
参考元:FIBA WORLD RANKING PRESENTED BY NIKE(女子)
地域順位 | 国名 | 地域順位 |
---|---|---|
1位 | アメリカ合衆国 | 1位 |
2位 | 中国 | 1位 |
3位 | オーストラリア | 2位 |
4位 | スペイン | 1位 |
5位 | カナダ | 2位 |
6位 | フランス | 2位 |
7位 | ベルギー | 3位 |
8位 | セルビア | 4位 |
9位 | 日本 | 3位 |
10位 | プエルトリコ | 3位 |
11位 | トルコ | 5位 |
12位 | 韓国 | 4位 |
13位 | ブラジル | 4位 |
14位 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 6位 |
15位 | ナイジェリア | 1位 |
16位 | イタリア | 7位 |
17位 | ギリシャ | 8位 |
18位 | スウェーデン | 9位 |
19位 | スロベニア | 10位 |
20位 | モンテネグロ | 11位 |
バスケットボール大国のアメリカ合衆国がやはり強く、1位に君臨しています。
男子のランキングとは異なり、2位は国家を挙げて若手選手の育成に力を入れている中国がランクインしました。
日本女子代表のランキングは9位でした。
2021年8月の東京オリンピックでは銀メダルを獲得し、日本バスケットボール界で初めて五輪のメダルを手にしました。

日本初の快挙として話題になりました!
日本のバスケ世界順位は?男子は38位 女子は9位

FIBAランキングでは、日本バスケの世界順位は、男子38位、女子9位という結果でした。
日本女子バスケットボールは、カウンターと呼ばれる速攻が得意で、相手選手を逃さない俊敏な動きを見せる選手が多く在籍しています。
世界的に見ると身長などのフィジカル面で劣る日本人でも、比較的体格に差が出にくい女子チームはこの強みを活かしているようです。
バスケットボールでは技術力はもちろんですが、高身長や相手を妨害する体の強さは大きな武器になります。
単純な比較はできませんが、男子バスケットボールの方が女子バスケットボールよりもそのようなフィジカル面での強みが勝敗により大きな影響を与えているのかもしれません。

男女ともに、日本勢のますますの活躍を期待したいですね!
総合的に世界でバスケが強い国TOP5

続いては総合的なランキングで、バスケットボールが強い世界の国トップ5について紹介します。

ひとつひとつの国について詳しく解説していきます。
1位:アメリカ
1位のアメリカはバスケットボールの発祥の地で、世界トップレベルのリーグNBAがあります。
NBAには世界中からハイレベルな選手が集まってきます。
他国のリーグには、NBAで活躍する選手を輩出することを信念に掲げているリーグもあるほどです。
そんなバスケットボール大国アメリカは、若手からベテランまで選手層が厚く、重要な国際大会でメンバー全員をNBA選手で揃えられる国です。

東京オリンピック2020では、男女ともに金メダルを獲得しました。
2位:スペイン
2位は、戦術面で優れたバスケットボールが特徴のスペインです。
直近では2019年のワールドカップで優勝し、2008年の北京オリンピックから3大会連続でメダルを獲得しています。
サッカー大国のイメージが強く、男性の半数はサッカーをすると言われるほどの国ですが、実は3割はバスケットボールをすると言われるほどバスケ大国でもあります。

スペイン発祥の戦術はNBAでも採用されるほどの高い戦略性があります。
3位:オーストラリア
3位はオーストラリアです。
東京オリンピック2020では男子が銅メダルを獲得し、また2019年のFIBAワールドカップでは4位の成績をおさめています。
身長が高く身体能力が優れた選手が多いのが特徴で、アメリカやヨーロッパと文化が近く選手が適用しやすい強みがあります。
そのため海外で活躍している選手も多く、ハイレベルなアメリカのNBAやヨーロッパの大会で、レギュラーを勝ち取っています。

強いフィジカルで個人の力を活かしたプレーは見ごたえがあります!
4位:フランス
4位は3ポイントの得点率の高さと堅いディフェンス力を両立するフランスです。
東京オリンピック2020では男子が銀メダル、女子が銅メダルを獲得しました。
また直近の2大会であるFIBAワールドカップ2014、2019でともに3位という成績を残しています。
フランス国内でもバスケットボールは人気が高く、幼いころから親しんできた人が多いです。

クラブチームの活動が盛んで、若手選手でも有望なNBA選手を輩出している国でもあります。
5位:セルビア
5位はセルビアです。
FIBAワールドカップ2014で2位、その前の2010大会では3位という成績を納めています。
2016リオデジャネイロオリンピックでは男子が銀メダル、女子が銅メダルを獲得しました。
伝統的にバスケットボールが強く、高身長やフィジカル面での強みと正確なシュート力を持ち合わせている選手が多いです。

指導力に優れたコーチが多く、世界で活躍している人もいるほどです!
FIBAバスケットボールランキングの仕組みについて

ここまでご紹介してきたランキングは、FIBAバスケットボールのランキングに基づいています。
FIBAバスケットボールランキングの仕組みは、大会ごとに大会の重要度と順位をかけ合わせたポイントの合計で決まります。
大会の重要度ポイントが最も高いのはFIBAワールドカップとオリンピックで5ポイントあります。ユース大会は1ポイント、地域ごとの選手権でも0.1~0.8ポイントが決められています。
順位は1位から順に、50、40、30、15…と定められています。
3位から下は1ポイントずつ減り、18位以下は一律1ポイントです。
この計算方法は男女で共通で、例えばFIBAワールドカップで優勝すると5×50=250ポイントが加算されます。
重要度が0.8ポイントのアメリカ選手権での優勝は、オリンピックでの11位と同じポイントになります。
大会ごとにポイントが加算されていくので、大会が開催されるたび、大幅に順位が変動することもあります。

今後、日本勢の活躍によって順位が上がるかもしれないですね!
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事ではバスケットボールについて、世界の強い国ランキングや日本の順位、FIBAランキングの順位決定方法をご紹介しました。
ランキングを知ると国際大会のバスケットボールを観戦するのがさらに面白くなります。
ブックメーカーでスポーツベッティングするときも、ランキングによる実力差は勝敗予想の重要な判断基準になります。

この記事が、バスケットボールの観戦やベッティングをさらに楽しむために役立てば嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!
今回の記事ではこのような疑問に答えていきます!