【2022-23】FCバイエルン・ミュンヘンのフォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説!

ドイツ・ブンデスリーガの王者と言えばバイエルン・ミュンヘンが思い浮かびます。

実際にリーグでは現在10年連続優勝しており、今期も首位を走っています。

日本人としては、2011年に宇佐美貴史選手が期限付き移籍でバイエルンに所属していたことが強く印象に残っているかもしれません。

当時はリベリーやロッベンなどの世界的スター選手が在籍しており、サッカーにあまり詳しくなくてもその選手なら知っているという方も多いのではないでしょうか。

そこからかれこれ10年経ちますが、選手や監督が代われど継続して圧倒的強さを維持しています。

そこで今回は、強さの秘訣を解剖すべくバイエルン・ミュンヘンのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説していきます。

ブック君

それでは見ていきましょう!

FCバイエルン・ミュンヘンとは

概要内容
クラブ名FC バイエルン・ミュンヘン
設立年1900年
ホームタウンミュンヘン
スタジアムアリアンツ・アレーナ
収容人数75,021人
クラブの愛称ディ・バイヤン(Die Bayern)
監督ユリアン・ナーゲルスマン
メインスポンサーTelekom(ドイツの電気通信会社)
adidas(スポーツメーカー)
Audi(自動車)
Allianz(ドイツの保険、大手金融)
国内獲得タイトルリーグ優勝:32回
DFBポカール:20回
DFBリーガポカール:6回
DFLスーパーカップ:10回
国際獲得タイトルUEFAチャンピオンズリーグ:6回
UEFAカップ:1回
UEFAカップウィナーズカップ:1回
UEFAスーパーカップ:2回
FIFAクラブワールドカップ:2回
インターコンチネンタルカップ / トヨタカップ:2回
平均年齢26.2歳

バイエルン・ミュンヘンは監督にジョゼップ・グアルディオラやカルロ・アンチェロッティなど名将を迎え、スター選手とともに常勝軍団を築き上げてきました。

現在の監督はユリアン・ナーゲルスマンですが、ナーゲルスマンさんは当時28歳でホッフェンハイムの監督に就任し、ブンデスリーガ史上最年少監督という経歴を持ち合わせています。

バイエルンは大体2~3年で監督の交代を行ってきましたが、ナーゲルスマン監督もまだ35歳と監督としては非常に若く、よっぽど成績が落ちない限りナーゲルスマン監督の長期政権が見られるかもしれません。

アオイちゃん

若い監督を獲得したりと、経営陣も柔軟な考えを持っているようです。

FCバイエルン・ミュンヘン 選手メンバー一覧

ポジション背番号選手名国籍生年月日前所属昨シーズン成績(所属チーム)市場価値備考
GK1マヌエル・ノイアードイツ1986年3月27日シャルケ28試合・0得点12.00m€
(約17億円)
キャプテン
GK27ヤン・ゾマードイツ1988年12月17日ボルシアMG33試合・0得点
(ボルシアMG)
5.00m€
(約7億円)
新加入
GK26スベン・ウルライヒドイツ1988年8月3日ハンブルガーSV6試合・0得点900k€
(約1億円)
DF4マタイス・デリフトオランダ1999年8月12日ユヴェントス31試合・3得点
(ユベントス)
70.00m€
(約97億円)
新加入
DF2ダヨ・ウパメカノフランス1998年10月27日RBライプツィヒ28試合・1得点60.00m€
(約84億円)
DF21リュカ・エルナンデスフランス1996年2月14日アトレティコ・マドリード25試合・0得点
得点
50.00m€
(約69億円)
DF22ジョアン・カンセロポルトガル1994年5月27日マンチェスター・シティ36試合・1得点
(マンチェスター・シティ)
70.00m€
(約97億円)
新加入
DF5ベンジャミン・パバールフランス1996年3月28日シュトゥットガルト25試合・0得点35.00m€
(約50億円)
DF40ヌサイル・マズラウィモロッコ1997年11月14日アヤックス25試合・5得点
(アヤックス)
28.00m€
(約40億円)
新加入
DF44ヨシプ・スタニシッチクロアチア2000年4月2日フュルステンフェルトブルック5試合・0得点8.00m€
(約11億円)
DF20ブナ・サールセネガル1992年1月31日マルセイユ13試合・1得点
2.50m€
(約4億円)
DF19アルフォンソ・デイビスカナダ2004年11月21日バンクーバー・ホワイトキャップス22試合・0得点70.00m€
(約97億円)
DF23ダレイ・ブリントオランダ1990年3月9日アヤックス34試合・1得点
(アヤックス)
6.00m€
(約9億円)
新加入
MF6ジョシュア・キミッヒドイツ1995年2月8日RBライプツィヒ28試合・3得点80.00m€
(約111億円)
MF8レオン・ゴレツカドイツ1995年2月6日シャルケ0419試合・3得点65.00m€
(約93億円)
MF38ライアン・フラーフェンベルフオランダ2002年5月16日アヤックス30試合・2得点
(アヤックス)
30.00m€
(約41億円)
新加入
MF42ジャマル・ムシアラドイツ2003年2月26日バイエルンユースチーム30試合・5得点100.00m€
(約144億円)

MF14パウル・ヴァナードイツ2005年12月23日FVラヴェンスブルク4試合・0得点3.00m€
(約4億円)
FW7セルジュ・ニャブリドイツ1995年7月14日ブレーメン34試合・14得点65.00m€
(約93億円)
FW11キングスレイ・コマンフランス1996年6月13日ユヴェントス21試合・6得点60.00m€
(約84億円)
FW10リロイ・ザネドイツ1996年1月11日マンチェスター・シティ32試合・7得点70.00m€
(約97億円)
FW17サディオ・マネセネガル1992年4月10日リヴァプール34試合・16得点
(リヴァプール)
60.00m€
(約84億円)
新加入
FW25トーマス・ミュラードイツ1989年9月13日なし32試合・8得点18.00m€
(約26億円)
FW39マティス・テルフランス2005年4月27日レンヌ7試合・0得点
(レンヌ)
20.00m€
(約28億円)
新加入
FW13マキシム・シュポ=モティングカメルーン1989年3月23日ハンブルガー20試合・4得点6.00m€
(約9億円)

バイエルン・ミュンヘンは攻守ともに選手のバランスが良く、隙のないほぼ完ぺきなチームと言えます。

今期は守護神のノイアーが、ワールドカップ後の気晴らしにスキーをして骨折してしまうというアクシデントに見舞われました。

しかし、その穴も今シーズンから加入したヤン・ゾマーが完璧に埋めています。

その他突如現れたヤングスターのムシアラや、プレミアリーグから獲得したサネやカンセロ、ザネなどの一流選手が在籍しています。

ビッグネームは多数在籍していますが、やはりバイエルン・ミュンヘンの象徴と言えばトーマス・ミュラーでしょう。

トーマス・ミュラーはバイエルン・ミュンヘン一筋の大ベテランで、誰よりもクラブを支えてきました。

ドリブルやスピードなど分かりやすい能力で秀でているところはありませんが、非常にクレバーでポジショニングが良く、オフザボールの神様と呼ばれています。

元フランス代表のティエリ・アンリ氏も、トーマス・ミュラーのプレーからは本当に多くのものを学び取ることができると賞賛しています。

現在はニャブリやムシアラなど若手の台頭もあり出場機会が限られていますが、ミスターバイエルンとして存在自体が精神的支柱となっていること間違いありません。

オフザボールとは、ボールを持っていないときの動きのことを指します。
ここで豆知識ですが、1試合のうち一人の選手がボールを持っている時間は約2分と言われています。

アオイちゃん

ボールを持っていないときの動きが勝敗を左右するといっても過言ではありませんので、トーマス・ミュラーがいかに素晴らしい選手かが分かりますね!

今シーズンから新加入の選手情報

ポジション選手移籍クラブ
GKヤン・ゾマー
※冬シーズンの移籍
ボルシアMG/ドイツ
DFマタイス・デリフトユヴェントス/イタリア
DFジョアン・カンセロ
※冬シーズンの移籍
マンチェスター・シティ/イングランド
DFヌサイル・マズラウィアヤックス/オランダ
DFダレイ・ブリントアヤックス/オランダ
CMライアン・フラーフェンベルフアヤックス/オランダ
FWサディオ・マネリヴァプール/イングランド
FWマティス・テルレンヌ/フランス

まず着目したいのが、今期加入選手の在籍クラブについてです。

今期バイエルン・ミュンヘンはアヤックスから3人も選手を獲得しています。

さらに言えばマタイス・デリフトも元アヤックスの選手ですので、オランダ産の選手への期待値が高いのかもしれません。

そして冬にレンタル移籍で獲得したジョアン・カンセロですが、今冬最大級のビッグディールとなる約100億円の買い取りオプションが付いています。

マンチェスター・シティで主力だったカンセロが移籍するとは誰も思わず、監督であるジョゼップ・グアルディオラとの不仲説まで浮上しました。

カンセロは超攻撃的サイドバックとしてクロスにも定評があり、バイエルン・ミュンヘンの攻撃に厚みを増す役割を果たすこと間違いありません。

もう一人プレミアリーグからサディオ・マネというビッグネームを獲得していますが、所属前のリヴァプールでは強力な攻撃陣の心臓的役割を担っていました。

攻撃以外の部分でチームを円滑に動かすための貢献度が非常に高く、案の定マネの抜けたリヴァプールは攻撃の歯車が狂い調子を落ちています。

有識者も揃ってリヴァプールがマネを放出したのは失敗だったと語っています。

ブック君

トータルして見ると計算のできる実力者を獲得しており、堅実な補強と言えますね。

オフシーズンで退団した選手情報

ポジション選手移籍クラブ
DFニクラス・ズーレドルトムント/ドイツ
MFコランタン・トリッソリヨン/フランス
MFマルク・ロカリーズ/イングランド
FWロベルト・レヴァンドフスキバルセロナ/スペイン
MFマルセル・ザビッツァー
※冬シーズンの移籍
マンチェスター・ユナイテッド/イングランド

ニスラス・ズーレは前年度も主力として活躍していましたが、クラブとの交渉が決裂して同じドイツのドルトムントへ移籍しました。

そして何よりクラブとしても大きな痛手となったのが、エースストライカーであるロベルト・レヴァンドフスキの移籍です。

色々と噂されていますが、レヴァンドフスキはクラブと長期延長を希望するも、バイエルンは30歳以上の選手に対して1年という単発の契約しか提示しないこと、ナーゲルスマン監督から仕事ぶりを疑問視されていたことが移籍を希望した発端と言われています。

そんなときバルセロナの監督であるシャビ・エルナンデスから直接電話でラブコールを受け、バルセロナへ移籍しようと決断したようです。

レヴァンドフスキが移籍したことでバイエルンは爆発的な得点力を失いましたが、今期はうまく他の選手たちがカバーしています。

しかし、レヴァンドフスキの損失はクラブだけでなくリーグとしても大きく、今期の得点ランキングを見ても例年よりやや寂しい結果となっています。

アオイちゃん

クラブの経営方針と合わなかったことは残念ですが、いちサッカーファンとしてレヴァンドフスキがドイツリーグ以外でも見られることは嬉しいですね!

FCバイエルン・ミュンヘンの基本戦術 フォーメーションについて

バイエルン・ミュンヘンのフォーメーションは、4-2-3-1で構成されています。

ナーゲルスマン監督が就任して以降バイエルンは、相手DFとMFの守備ラインの間へのパスを多用するようになっています。

そしてナーゲルスマン監督は、レヴァンドフスキのような得点力に秀でたFWよりもマネのような試合構築に絡める選手を好んでおり、多くのチャンスメイクを作り色々な選手がゴールに絡めるサッカーを理想としています。

バイエルンはサイドにスピードの速い選手が多く、相手チームはサイドを警戒せざるを得なくなります。

そうなるとバイエルンとしては理想の展開となり、相手選手がサイドへ張る分センター間のラインが空き、縦パスを通し一気にギアを上げることができます。

大抵強豪チームは相手のエリアでスペースを見つけるため時間をかけますが、サイドが異常なほど速く、ライン間へも簡単にパスが通るので、バイエルンの攻め込みは停滞がほとんどありません。

そのため相手に引かれて苦労することも少ないというのが、今のバイエルンにとって最大の特徴と言えるでしょう。

ブック君

レヴァンドフスキという圧倒的この力を失いましたが、組織的な攻めでナーゲルスマン監督の理想をチームで体現できているということですね!

FCバイエルン・ミュンヘン2022-23のキープレーヤー

2022-23シーズンのバイエルン・ミュンヘンのキープレイヤーを3名ご紹介します。

ジョシュア・キミッヒ|ドイツ代表

プロフィール

生年月日:1995年2月8日
身長/体重:176cm・73kg
ポジション:MF
利き足:右足
国籍:ドイツ
クラブ歴:RBライプツィヒ→FCバイエルン・ミュンヘン
21/22シーズン成績:28試合・3得点・11アシスト
推定市場価格:80.00m€(約111億円)

キミッヒは2015年に、当時監督だったグアルディオラの希望で入団した選手でした。

当時のキミッヒは無名選手でしたが、高い戦術理解と正確なパス技術で、すぐにチームの欠かせない戦力に成長しました。

両足での高いキック精度でリズムを作りつつ、チェンジオブペースで決定機を生み出すことができます。

さらに自身もゴール前に入っていく積極性も相手からすると厄介で、正確なミドルシュートも放つことができます。

こうした万能性はナーゲルスマン監督からも絶大な信頼を得ており、今期も最多出場時間を記録している一人となっています。

中盤から攻撃を構成するミッドフィルダーとしては、世界最高レベルの選手でしょう。

アオイちゃん

このキミッヒ選手らが出場したワールドカップのドイツ戦で勝利した日本代表は、あらためて凄いことを成し遂げたと分かりますね!

サディオ・マネ|セネガル代表

プロフィール

生年月日:1992年4月10日
身長/体重:175cm・69kg
ポジション:FW
利き足:右足
国籍:セネガル
クラブ歴:メス→ザルツブルク→サウサンプトン→リヴァプール→FCバイエルン・ミュンヘン
21/22シーズン成績:34試合・16得点・2アシスト
推定市場価格:60.00m€(約84億円)

マネはナーゲルスマン監督が熱望していた万能型のフォワードで、得点力・アシスト力どちらも兼ね備えているワールドクラスの選手です。

バイエルンへ移籍するときは年齢的な懸念も言われていましたが、今のところ問題なくチームにフィットしており、頭脳も優れているため今後も長期的なプランで活躍してくれるでしょう。

前任であるレヴァンドフスキの得点力を一人で補うことは難しいですが、偽9番として得点以外の活躍に今後も期待です。

ブック君

攻撃を円滑にするためどのチームにも一人はいてほしい、万能型ストライカーです!

ジャマル・ムシアラ|ドイツ代表

プロフィール

生年月日:2003年2月26日
身長/体重:180cm・68kg
ポジション:MF
利き足:右足
国籍:ドイツ
クラブ歴:FCバイエルン・ミュンヘン
21/22シーズン成績:30試合・5得点・5アシスト
推定市場価格:100.00m€(約144億円)

20歳という若さで既にドイツ代表として定着しているヤングスターです。

しなやかなボールタッチと独特のリズムを持つドリブルを備えており、狭い場所でもボールを失わない高度なスキルを魅せてくれます。

両足どちらもそん色なく使えることも魅力の一つで、パス・ドリブル・シュートすべてが高次元にあります。

ナーゲルスマン監督からも信頼を得てレギュラーとして試合に出ており、ムバッペやハーランドらと並んで次世代を担うスーパースターとなるのも時間の問題でしょう。

アオイちゃん

すでに移籍市場では100.00m€の価値が付いていますが、今後さらに価値が上がる可能性を秘めています。

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ブック君

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まとめ

いかがでしたか。

今回は、バイエルン・ミュンヘンFCのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説してきました。

間違いなく完成度と選手層の厚さで言えばブンデスリーガNo1のチームです。

今シーズンはドルトムントやウニオン・ベルリンが好調を維持しており首位を並走する形で争っていますが、間違いなくリーグでも強さは飛び抜けています。

今シーズンのブンデスリーガは例年以上に競争が激しく目が離せませんが、その中でもさらに突出しているバイエルンが取りこぼしなく結果を残せるか、後半戦も見ものですね。

この記事を書いた人
ブックメーカー研究所 編集部

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