アヤックス・アムステルダムは、オランダのエールディヴィジに所属するチームです。
毎年のように強豪チームへ選手を引き抜かれていますが、それでもリーグでは常に優勝争い、チャンピオンズリーグでは好成績を収めたりと結果を残しています。
そこで今回は、強さの秘訣を解剖すべくアヤックス・アムステルダムのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説していきます。
目次
アヤックス・アムステルダムとは

概要 | 内容 |
---|---|
クラブ名 | アヤックス・アムステルダム |
設立年 | 1900年 |
ホームタウン | アムステルダム |
スタジアム | ヨハン・クライフ・アレナ |
収容人数 | 55,600人 |
クラブの愛称 | デ・コォーデゾーネ(神々の子たち) |
監督 | ヨニー・ハイティンハ |
メインスポンサー | Aegon(オランダの保険会社) メルセデスベンツ(ドイツの自動車メーカー) |
国内獲得タイトル | エールディヴィジ:28回 KNVBカップ:20回 ヨハン・クライフ・スハール:9回 |
国際獲得タイトル | UEFAチャンピオンズリーグ:4回 UEFAカップウィナーズカップ:1回 UEFAカップ:1回 UEFAスーパーカップ:3回 トヨタカップ:2回 |
平均年齢 | 25.0歳 |
アヤックス・アムステルダムは、オランダ・アムステルダムを本拠地とする世界屈指の強豪サッカークラブです。
アムステルダムはオランダ最大の都市であり、ゴッホ美術館など美術の街として観光も人気です。
クラブカラーは赤と白で、チームはデ・コォーデゾーネと呼ばれています。
アヤックスは、オランダ国内での最多優勝や4度の欧州制覇など輝かしい実績を誇っています。
過去には、ヨハン・クライフや、ファン・バステン、デニス・ベルカンプなどサッカー界のレジェンドも在籍していました。
現在のアヤックスは、育てた選手を大金で売却し、世界のサッカー界で最も収益性の高いクラブの一つとして知られています。
特にここ数年で、アヤックスは1,000億円に到達する勢いで稼いでいます。
- アントニー
- リサンドロ・マルティネス
- ダビド・ネレス
- マタイス・デ・リフト
- ハキム・ツィエク
- フレンキー・デ・ヨング
- ドニー・ファン・デ・ベーク
- セバスティアン・アレ
- ジャスティン・クライファート
- ダビンソン・サンチェス
- アルカディウシュ・ミリク
- コルベイン・シグソールソン
- ダレイ・ブリント
- クリスティアン・エリクセン
- ヤン・フェルトンゲン
- マールテン・ステケレンブルフ
- ルイス・スアレス
- トーマス・フェルマーレン
- クラース・ヤン・フンテラール
- ウェスレイ・スナイデル
- マルクス・ローゼンベリ
- ラファエル・ファン・デル・ファールト
- ズラタン・イブラヒモヴィッチ
- クリスティアン・キブ
- ニコス・マフラス
- ショタ・アルベラーゼ
- イェスパー・グロンケア

近年はアントニーやデヨングなど、一人の選手に100億以上の大金が動いていますね!
アヤックス・アムステルダム 選手メンバー一覧
ポジション | 背番号 | 選手名 | 国籍 | 生年月日 | 身長・体重 | 前所属 | 昨シーズン成績(所属チーム) | 市場価値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 12 | ヘロニモ・ルジ | アルゼンチン | 1992年5月20日 | 189cm・74kg | ビジャレアル | 32試合・0得点 (ビジャレアル) | 10.00m€ (約15億円) | 新加入 |
GK | 22 | レンコ・パスフェール | オランダ | 1983年11月8日 | 187cm・88kg | フィテッセ | 20試合・0得点 | 250k€ (約3千万円) | |
GK | 1 | マールテン・ステケレンブルフ | 元オランダ | 1982年9月22日 | 197cm・92kg | エバートン | 7試合・0得点 | 100k€ (約1千万円) | |
DF | 2 | ユリエン・ティンバー | オランダ | 2001年6月17日 | 179cm・77kg | アヤックスユース | 30試合・3得点 | 42.00m€ (約62億円) | |
DF | 3 | カルビン・バッシー | ナイジェリア | 1999年12月31日 | 185cm・76kg | レンジャーズ | 29試合・0得点 (レンジャーズ) | 18.00m€ (約27億円) | 新加入 |
DF | 13 | アフメジャン・カプラン | トルコ | 2003年1月16日 | 189cm・72kg | トラブゾンスポル | 13試合・0得点 (トラブゾンスポル) | 5.00m€ (約7億円) | 新加入 |
DF | 15 | デビン・レンシュ | オランダ | 2003年1月18日 | 179cm・75kg | アヤックスユース | 19試合・1得点 | 8.00m€ (約12億円) | |
DF | 19 | ホルヘ・サンチェス | メキシコ | 1997年12月10日 | 175cm・76kg | クラブ・アメリカ | 26試合・0得点 (クラブ・アメリカ) | 6.00m€ (約9億円) | 新加入 |
DF | 5 | オーウェン・ヴァインダル | オランダ | 1999年11月28日 | 176cm・65kg | AZ | 30試合・1得点 (AZ) | 10.00m€ (約15億円) | 新加入 |
DF | 25 | ユーリ・バース | オランダ | 2003年3月17日 | 182cm・71kg | アヤックスユース | 0試合・0得点 | 700k€ (約1億円) | |
MF | 4 | エドソン・アルバレス | メキシコ | 1997年10月24日 | 187cm・73kg | クラブ・アメリカ | 31試合・5得点 | 35.00m€ (約52億円) | |
MF | 8 | ケネス・テイラー | オランダ | 2002年5月16日 | 182cm・72kg | アヤックスユース | 13試合・1得点 | 14.00m€ (約21億円) | |
MF | 21 | フロリアン・グリリチュ | オーストリア | 1995年8月7日 | 187cm・77kg | ホッフェンハイム | 18試合・0得点 (ホッフェンハイム) | 8.00m€ (約12億円) | 新加入 |
MF | 26 | ユーリ・レヘール | オランダ | 2003年8月18日 | 177cm・64kg | アヤックスユース | 3試合・0得点 | 1.50m€ (約2億円) | |
MF | 28 | キアン・フィッツ=ジム | オランダ | 2003年7月5日 | 174cm・-kg | アヤックスユース | 0試合・0得点 | 1.30m€ (約2億円) | |
MF | 20 | モハメド・クドゥス | ガーナ | 2000年8月2日 | 177cm・70kg | ノアシェラン | 16試合・1得点 | 30.00m€ (約44億円) | |
MF | 23 | ステフェン・ベルハイス | オランダ | 1991年12月19日 | 182cm・75kg | フェイエノールト | 33試合・8得点 | 14.00m€ (約21億円) | |
MF | 6 | ダフィ・クラーセン | オランダ | 1993年2月21日 | 179cm・70kg | ブレーメン | 31試合・9得点 | 12.00m€ (約18億円) | |
FW | 35 | フランシスコ・コンセイソン | ポルトガル | 2002年12月14日 | 170cm・60kg | ポルト | 25試合・2得点 (ポルト) | 8.00m€ (約12億円) | 新加入 |
FW | 7 | ステフェン・ベルフワイン | オランダ | 1997年10月8日 | 178cm・74kg | トッテナム | 25試合・3得点 (トッテナム) | 24.00m€ (約35億円) | 新加入 |
FW | 10 | ドゥサン・タディッチ | セルビア | 1988年11月20日 | 181cm・76kg | サウサンプトン | 34試合・13得点 | 7.00m€ (約10億円) | キャプテン |
FW | 9 | ブライアン・ブロビー | オランダ | 2002年2月1日 | 180cm・78kg | ライプツィヒ | 11試合・7得点 | 13.00m€ (約19億円) | |
FW | 18 | ロレンツォ・ルッカ | イタリア | 2000年9月10日 | 201cm・80kg | ピサ | 30試合・6得点 (ピサ) | 6.00m€ (約9億円) | 新加入 |
現キャプテンのドゥサン・タディッチですが、2018年からチームに加入しており、チームを支えています。
今シーズンも強豪クラブへ売却の噂が流れている選手は数名おり、ユリエン・ティンバーやエドソン・アルバレスなど、イングランドの強豪チームに移籍する可能性があります。

アヤックスの選手が4大リーグへ移籍する噂は尽きませんね!
今シーズンから新加入の選手情報
ポジション | 選手名 | 前所属 |
---|---|---|
DF | カルビン・バッシー | レンジャーズ |
DF | アフメジャン・カプラン | トラブゾンスポル |
DF | ホルヘ・サンチェス | クラブ・アメリカ |
DF | オーウェン・ヴァインダル | AZ |
MF | フロリアン・グリリチュ | ホッフェンハイム |
FW | フランシスコ・コンセイソン | ポルト |
FW | ステフェン・ベルフワイン | トッテナム |
FW | ロレンツォ・ルッカ | ピサ |
GK | ヘロニモ・ルジ ※冬シーズンの移籍 | ビジャレアル |
今シーズン、アヤックスはトッテナムからステフェン・ベルフワインを獲得しました。
ベルフワインはユース時代にアヤックスからライバルチームのPSVに移籍して、トッテナムから戻ってくるときにPSVではなくアヤックスへ移籍しました。
アヤックスではセバスティアン・アレが移籍したことから、新たな得点源として期待されています。

ベルフワイン以外に、オーウェン・ヴァインダルやヘロニモ・ルジなどの即戦力も獲得しています。
オフシーズンで退団した選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍先 |
---|---|---|
GK | ドミニク・コタルスキ | PAOKテッサロニキ |
DF | リサンドロ・マルティネス | マンチェスター・ユナイテッド |
DF | ペール・スフールス | トリノFC |
DF | ニコラス・タグリアフィコ | オリンピック・リヨン |
MF | ライアン・グラフェンベルフ | バイエルン・ミュンヘン |
FW | アントニー | マンチェスター・ユナイテッド |
FW | セバスティアン・アレ | ボルシア・ドルトムント |
GK | ジェイ・ホルテル ※冬シーズンの移籍 | アバディーン |
DF | ダレイ・ブリント ※冬シーズンの移籍 | バイエルン・ミュンヘン |
DF | リサンドロ・マガジャン ※冬シーズンの移籍 | エルチェ |
DF | キク・ピーリー ※冬シーズンの移籍 | エクセルシオール |
MF | モハメド・イハッターレン ※冬シーズンの移籍 | ユベントス |
FW | ルーカス・オカンポス ※冬シーズンの移籍 | セビージャ |
アヤックスは攻撃の中心だったアントニーとセバスティアン・アレ、守備の中心だったリサンドロ・マルティネスとダレイ・ブリントが移籍しました。
さすがに攻守のキープレイヤーを4人も放出したこともあり、今シーズンのアヤックスは1位2位と差を付けられています。

アヤックスの素晴らしい育成で、来シーズンの立て直しに期待です。
アヤックス・アムステルダムの基本戦術 フォーメーションについて

アヤックス・アムステルダムのフォーメーションは、4-3-3で構成されています。
守備は4-3-3で前線からプレッシングをかけていき、中盤の3人がマンツーマン気味に捕まえて囲い込んでいくスタイルをとっています。
攻撃はこのシーンではここにパスを出すべきという哲学が徹底されており、低い位置からサイドを起点にパスを繋いでいきます。
組み立てには驚異的な技術の高さを誇りドリブルで持ち出すことのできるティンバーや、アルバレスを中心に、ファイナルサードではサイドのベルフワインやタディッチの切り込みでゴールを狙うことが可能です。

アントニーやブリントが抜けましたが、ベルフワインやティンバーが支えることで成り立っています。
アヤックス・アムステルダム 2022-23のキープレーヤー
2022-23シーズンのアヤックス・アムステルダムのキープレイヤーを2名ご紹介します。
ユリエン・ティンバー|オランダ代表
生年月日:2001年6月17日
身長/体重:179cm・77kg
ポジション:DF
利き足:右
国籍:オランダ
クラブ歴:ヨング・アヤックス→アヤックス・アムステルダム
21/22シーズン成績
32試合・1得点・2アシスト
推定市場価格:42.00m€(約62億円)
ユリエン・ティンバーは右利きで、ポジションはディフェンダーです。
身長179cmと比較的に小柄なディフェンダーであるにもかかわらず、アヤックスでは守備の要で、センターバックながら攻撃にも積極的に参加します。
ときには右サイドバックでプレーできるユーティリティ性も評価が高く、今夏にマンチェスター・ユナイテッドなどの強豪へ移籍するのではと噂されています。

ティンバーはオランダ代表としても活躍しています!
エドソン・アルバレス|メキシコ代表
生年月日:1997年10月24日
身長/体重:187cm・73kg
ポジション:MF
利き足:右
国籍:メキシコ
クラブ歴:クラブ・アメリカ→アヤックス・アムステルダム
21/22シーズン成績
30試合・5得点・1アシスト
推定市場価格:35.00m€(約52億円)
エドソン・アルバレスは右利きで、ポジションはミッドフィルダー(アンカー)です。
アルバレスは中盤の底で抜群の安定感を誇り、代表でもワールドカップを経験するなど経験値も豊富な選手です。
最大の長所は相手からのボール奪取力で、中央からの攻撃はほとんどがアルバレスが防いでくれます。
ボールを保持しているときは落ち着いて相手をいなし、攻撃の起点としてプレーすることも可能です。
一時は放出候補の一人でしたが、今ではチェルシーなどの強豪チームから狙われる逸材に成長しています。

アンカーのクオリティは一番試合を左右しますので、現在のアルバレスはアヤックスにとってなくてなならない存在となっています。
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まとめ
いかがでしたか。
今回は、アヤックス・アムステルダムのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説してきました。
毎年のように選手を育てては強豪チームへ高値で売却しており、選手層にはやや難がありますが、オランダでは間違いなく一番の名門クラブです。
今後も素晴らしい選手を生み出すことに期待しましょう。

毎年のように逸材が出てくるため、移籍シーズンはとくに目が離せないですね!
それでは見ていきましょう!