RBライプツィヒは、ドイツのブンデスリーガに所属するチームです。
設立は2009年と最近ながらも、5部からスタートし今ではブンデスリーガ屈指の強豪チームへと成長しました。
そこで今回は、強さの秘訣を解剖すべくRBライプツィヒのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説していきます。
目次
RBライプツィヒとは

概要 | 内容 |
---|---|
クラブ名 | ラーゼンバルシュポルト・ライプツィヒ |
設立年 | 2009年 |
ホームタウン | ライプツィヒ |
スタジアム | レッドブル・アレーナ |
収容人数 | 41,939人 |
クラブの愛称 | Die Bullen (ブルズ) Die Roten Bullen (レッドブルズ) |
監督 | マルコ・ローゼ |
メインスポンサー | レッドブル(オーストラリアのエナジードリンク企業) |
国内獲得タイトル | DFBポカール:1回 レギオナルリーガ北:1回 NOFVオーバーリーガ南:1回 |
国際獲得タイトル | なし |
平均年齢 | 25.2歳 |
RBライプツィヒは、2009年にレッドブルグループが5部のSSVマルクランシュテットというクラブを買収して誕生したチームです。
次々に昇格を繰り返し、2016年に1部の舞台へやってきます。
ライプツィヒは強くなるためなら補強費を惜しまず、近年ではバイエルン・ミュンヘンに次ぐ資金を投入してチームを強化してきました。
そういった資金力に恵まれた経緯があり、1部昇格した年からバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントと優勝を争うほどの強さを見せ、今ではチャンピオンズリーグ常連チームとなっています。

近年できたクラブでオーナーがお金をつぎ込んでいるため、他クラブのサポーターはあまりよく思っていない人も多いです。
RBライプツィヒ 選手メンバー一覧
ポジション | 背番号 | 選手名 | 国籍 | 生年月日 | 身長・体重 | 前所属 | 昨シーズン成績(所属チーム) | 市場価値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | ペテル・グラーチ | ハンガリー | 1990年5月6日 | 191cm・86kg | レッドブル・ザルツブルク | 33試合・0得点 | 6.00m€ (約9億円) | キャプテン |
GK | 21 | ヤニス・ブラスヴィヒ | ドイツ | 1991年5月2日 | 193cm・88kg | ヘラクレス | 22試合・0得点 (ヘラクレス) | 2.00m€ (約3億円) | 新加入 |
GK | 13 | エルヤン・ニーラン | ノルウェー | 1990年9月10日 | 192cm・90kg | レディング | 10試合・0得点 (レディング) | 600k€ (約9千万円) | 新加入 |
DF | 32 | ヨシュコ・グバルディオル | クロアチア | 2002年1月23日 | 185cm・80kg | ディナモ・ザグレブ | 29試合・2得点 | 75.00m€ (約112億円) | |
DF | 2 | モハメド・シマカン | フランス | 2000年5月3日 | 187cm・82kg | ストラスブール | 28試合・1得点 | 28.00m€ (約42億円) | |
DF | 37 | アブドゥ・ディアロ | セネガル | 1996年5月4日 | 187cm・79kg | パリ・サンジェルマン | 12試合・0得点 (パリSG) | 15.00m€ (約22億円) | 新加入 |
DF | 4 | ヴィリ・オルバン | ハンガリー | 1992年11月3日 | 186cm・87kg | カイザースラウテルン | 30試合・2得点 | 10.00m€ (約15億円) | |
DF | 39 | ベンヤミン・ヘンリヒス | ドイツ | 1997年2月23日 | 183cm・79kg | モナコ | 22試合・3得点 | 15.00m€ (約22億円) | |
DF | 16 | ルーカス・クロスターマン | ドイツ | 1996年6月3日 | 187cm・88kg | ボーフム | 23試合・0得点 | 12.00m€ (約18億円) | |
DF | 22 | ダビド・ラウム | ドイツ | 1998年4月22日 | 180cm・75kg | ホッフェンハイム | 32試合・3得点 (ホッフェンハイム) | 20.00m€ (約30億円) | 新加入 |
DF | 23 | マルセル・ハルステンベルク | ドイツ | 1991年9月27日 | 188cm・87kg | ザンクトパウリ | 8試合・1得点 | 4.00m€ (約6億円) | |
DF | 25 | サヌシ・バ | ドイツ | 2004年1月5日 | 178cm・71kg | ライプツィヒユース | 0試合・0得点 | 500k€ (約7千万円) | |
MF | 27 | コンラート・ライマー | オーストリア | 1997年5月27日 | 180cm・72kg | レッドブル・ザルツブルク | 3試合・0得点 | 28.00m€ (約42億円) | |
MF | 24 | ザベル・シュラガー | オーストリア | 1997年9月28日 | 174cm・76kg | ヴォルフスブルク | 14試合・0得点 (ヴォルフスブルク) | 22.00m€ (約33億円) | 新加入 |
MF | 8 | アマドゥ・ハイダラ | マリ | 1998年1月31日 | 175cm・72kg | レッドブル・ザルツブルク | 19試合・3得点 | 17.00m€ (約25億円) | |
MF | 44 | ケビン・カンブル | スロベニア | 1990年10月9日 | 178cm・66kg | レヴァークーゼン | 27試合・0得点 | 5.00m€ (約7億円) | |
MF | 7 | ダニ・オルモ | スペイン | 1998年5月7日 | 179cm・72kg | ディナモ・ザグレブ | 19試合・3得点 | 40.00m€ (約60億円) | |
MF | 17 | ドミニク・ショボスライ | ハンガリー | 2000年10月25日 | 186cm・74kg | レッドブル・ザルツブルク | 31試合・6得点 | 40.00m€ (約60億円) | |
MF | 28 | ケイデン・クラーク | アメリカ | 2003年5月27日 | 180cm・68kg | ライプツィヒ | 16試合・1得点 (NYレッドブルズ) | 5.00m€ (約7億円) | 復帰 |
FW | 10 | エミル・フォシュベリ | スウェーデン | 1991年10月23日 | 177cm・76kg | マルメ | 31試合・6得点 | 9.00m€ (約13億円) | |
FW | 18 | クリストファー・エンクンク | フランス | 1997年11月14日 | 175cm・73kg | パリ・サンジェルマン | 34試合・20得点 | 80.00m€ (約120億円) | |
FW | 11 | ティモ・ヴェルナー | ドイツ | 1996年3月6日 | 180cm・75kg | チェルシー | 21試合・4得点 (チェルシー) | 25.00m€ (約37億円) | 新加入 |
FW | 19 | アンドレ・シウバ | ポルトガル | 1995年11月6日 | 185cm・84kg | フランクフルト | 33試合・11得点 | 20.00m€ (約30億円) | |
FW | 9 | ユスフ・ポウルセン | デンマーク | 1994年6月15日 | 192cm・84kg | リンビーBK | 25試合・6得点 | 10.00m€ (約15億円) |
ライプツィヒには、ポジションごとにチームを引っ張る要の選手が在籍しています。
ディフェンスにはクロアチア代表ヨシュコ・グバルディオル、中盤にはフランス代表クリストファー・エンクンク、フォワードには今シーズン新加入のドイツ代表ティモ・ヴェルナーです。
それぞれ代表でも活躍している一流選手で、これだけでもライプツィヒに豪華なメンバーが揃っていることが分かります。
キャプテンはゴールキーパーのペテル・グラーチが務めていますが、2015年からライプツィヒで守護神としてゴールマウスを守っています。
今シーズンはヤニス・ブラスヴィヒにポジションを譲ることが多くなっていますが、グラーチは若手の多いチームをまとめるベテランとしても貴重な存在です。

各ポジションに世界のビッグクラブも注目する一流選手が揃っています。
今シーズンから新加入の選手情報
ポジション | 選手名 | 前所属 |
---|---|---|
DF | ヤニス・ブラスヴィヒ | ヘラクレス |
DF | エルヤン・ニーラン | レディング |
DF | アブドゥ・ディアロ | パリ・サンジェルマン |
DF | ダビド・ラウム | ホッフェンハイム |
MF | ザベル・シュラガー | ヴォルフスブルク |
FW | ティモ・ヴェルナー | チェルシー |
MF | ケイデン・クラーク ※冬シーズンの移籍 | NYレッドブルズ |
今シーズンは新ストライカーとして、プレミアリーグの強豪チェルシーからティモ・ヴェルナー を獲得しています。
ヴェルナーは元々ライプツィヒで4シーズンプレーしており、カムバックという形になりました。
チェルシーへ移籍前のシーズンではリーグ戦28ゴールを挙げ、得点ランキング2位になるなど大活躍もあり、期待の大型新人としてチェルシーへ加入します。
しかし、チェルシーでは2シーズンでリーグ10得点とインパクトを残せず、失敗の烙印を押され古巣へと戻りました。

ヴェルナーはスピードがあり華がある選手の為、ライプツィヒでの再ブレイクに期待したいところです。
オフシーズンで退団した選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍先 |
---|---|---|
DF | アンヘリーニョ | ホッフェンハイム |
DF | ノルディ・ミュキェレ | パリ・サンジェルマン |
MF | エリック・マルテル | ケルン |
MF | アデモラ・ルックマン | アタランタ |
FW | ウーゴ・ノボア ※冬シーズンの移籍 | バーゼル |
1人目はアンヘリーニョですが、マンチェスター・シティで不遇の時代を送っていたところライプツィヒへローンで移籍し、そのまま活躍が認められ完全移籍で加入しました。
ライプツィヒでも主力で活躍していましたが、今シーズンからはホッフェンハイムへ活躍の場を移しています。
2人目のノルディ・ミュキェレは、187センチの高さと身体能力を備えたサイドバックで、ライプツィヒでも主力として活躍していました。
しかし、今シーズンにステップアップという形でパリ・サンジェルマンへ移籍しています。

放出人数は少ないですが、主力として十分活躍していた選手を手放している印象です。
RBライプツィヒの基本戦術 フォーメーションについて

RBライプツィヒのフォーメーションは、4-2-3-1もしくは4-2-2-2で構成されています。
今シーズンのライプツィヒは開幕から不調が続き、わずか1カ月で監督交代を決断します。
新指揮官にはドルトムントでも指揮を執ったマルコ・ローゼが就任し、チームの調子はV字回復しました。
前監督は3バックを採用していましたが、ローゼ監督は4-2-2-2という特殊なフォーメーションでプレッシングをかけるサッカーを好み、中央に人数をかけて攻め込んでいきます。
エンクンクやショボスライなどドリブル突破に魅力のある選手がサイドに張って攻撃を仕掛ける場面もありますが、今シーズン好成績を残せているのも、幅より中央厚みの1点突破型攻撃が機能している部分が大きいです。

監督のフォーメーション、戦術次第で結果は全く異なることを体現しているチームと言えますね。
RBライプツィヒ 2022-23のキープレーヤー
2022-23シーズンのRBライプツィヒのキープレイヤーを2名ご紹介します。
ヨシュコ・グバルディオル|クロアチア代表
生年月日:2002年1月23日
身長/体重:185cm・80kg
ポジション:DF
利き足:左
国籍:クロアチア
クラブ歴:ディナモ・ザグレブ→RBライプツィヒ
21/22シーズン成績:試合・得点・アシスト
推定市場価格:75.00m€(約112億円)
ヨシュコ・グバルディオルは左利きの選手で、ポジションはセンターバックです。
クロアチア代表では歴代最高のセンターバックと言われており、パワーとスピード、冷静さとテクニック、陽気で楽観的な性格、全てにおいて成功できる要素を兼ね備えています。
カタールワールドカップでは、リバプールで全盛期だったフィルジル・ファン・ダイクを彷彿とさせる鉄壁のディフェンスを魅せ注目を浴び、今ではマンチェスター・シティなどが獲得を狙う超人気銘柄となっています。

ディフェンダーとしては世界最高レベルの選手かつ、将来性もあり今後が楽しみな選手です。
カタールワールドカップの日本vsクロアチアでも圧巻のディフェンスで、トレンド入りもしていましたね!
ティモ・ヴェルナー|ドイツ代表
生年月日:1996年3月6日
身長/体重:180cm・75kg
ポジション:FW
利き足:右
国籍:ドイツ
クラブ歴:シュトゥットガルト→RBライプツィヒ→チェルシー→RBライプツィヒ
21/22シーズン成績:21試合・4得点・1アシスト(チェルシー)
推定市場価格:25.00m€(約37億円)
ティモ・ヴェルナーは右利きの選手で、ポジションはセンターフォワードです。
特徴はなんと言ってもスピードで、今までのドイツ代表にはいない待望のスピード型ストライカーが誕生しました。
スピードに突出している分フィジカルと決定力にはやや難があり、プレミアリーグにはフィットしきれませんでした。
しかし、すでにブンデスリーガではスピードを最大限活かして活躍できることを証明していますので、古巣での活躍に期待です。

ライプツィヒはヴェルナがチェルシーへ移籍した後シュート本数と得点力が減少しました。
チームの元エース復帰には期待がかかりますね!
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ユニフォームを着て一緒に応援しましょう!
まとめ
いかがでしたか。
今回は、RBライプツィヒのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説してきました。
バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントに比べると知名度はやや劣りますが、チェルシーやパリ・サンジェルマンのように潤沢な資金力で選手を獲得し、短期間で強豪クラブへと成長したチームということが分かりました。
今後もブンデスリーガでの初優勝へ向けてオーナーは資金を惜しまないはずですので、今後の動きにも注目ですね。

ライプツィヒは、ドルトムントと並んでバイエルンの1強時代を終わらせるチームに最も近いため、今後の活躍に期待です!
それでは見ていきましょう!