ブックメーカーで勝てなくて困っている…。そう悩まれるユーザーは多いです。ブックメーカーは還元率が高いといっても、あくまでギャンブル。確実に勝てる保証はありません。
ほとんどの方は、大きく稼ぐ前に諦めてしまいます。
しかし、実はブックメーカーの勝率を高めるコツも存在します。
今回はブックメーカーで勝てない原因と、勝率を高め稼ぎやすくする方法を解説していきます。
ブックメーカーで勝てない4つの原因

ブックメーカーで稼ぐためには、負けが続いてしまう原因を理解しておくことが大事です。ここでは、多くの人が陥りやすいブックメーカーで勝てない理由を解説します。
①オッズの数値を見て予想している

ブックメーカー初心者でありがちなのが、オッズ数値だけで試合の優劣を判断してしまうこと。たしかに、ブックメーカーで予想が集中しているオッズは、的中する可能性も高いでしょう。
しかし、スポーツにおいて、そうしたオッズの集中具合は何の保証にもなりません。
上記の画像は、「サッカーワールドカップ2022 日本VSコスタリカ」におけるブックメーカーの様子です。オッズ倍率だけを見るなら、圧倒的に日本勝利が人気です。しかし、蓋を開けてみると勝利したのはコスタリカ。当時、日本チームは調子が悪くプレーにも不調が目立っていました。ブックメーカーの倍率だけで判断した方の大半は、損失を被ったことでしょう。
一方で、オッズ倍率だけでなく直近の試合傾向、選手の状態を分析していた人は話が別です。試合を観戦していて日本チームの違和感に気付き、早期にキャッシュアウトしていた人も損失を最小限に抑えられていたでしょう。
ブックメーカーではオッズ数値だけでなく、それ以外の要因を総合的に分析しなければ大きく稼ぐことは困難です。
過去の試合傾向・直近の状態、試合展開を総合的に考慮し、臨機応変な判断をしましょう。
②試合選定が不十分である
ただ単に気になっている試合を盛り上げる目的でブックメーカーを利用している場合は、試合選定をしなくても大丈夫です。一方、稼ぎたくてブックメーカーを使っているのであれば十分な試合選定は必要不可欠。
たとえば、合計得点を予想する場合、オーバーなら実力差があるチーム同士の対戦、アンダーなら拮抗しているチームの対戦の方が的中させやすいです。
自分の賭け方とマッチした試合に絞って取り組むのがベストです。
③バンクロールが不十分である
バンクロールとは、資金管理術のこと。本来はポーカーで用いられる考え方ですが、ブックメーカーでも通用します。
たとえば、ギャンブルには、次賭けたら勝てるのでは?という射幸心が出てきてしまい、一発逆転を狙いたくなる瞬間があります。そうしたケースのほとんどが大損を被る結果となります。
もしも、あらかじめ自分のバンクロールを明確に定めており引き際を把握できていれば、無茶な賭け方をせずに済みます。

ブックメーカーにおいて資金管理は必須です!
④勝ちの定義が間違っている
ブックメーカーで勝てないと悩んでいるとき、もしかすると勝ちの定義を勘違いしているかもしれません。ブックメーカー・ギャンブルにおいて、確実な勝利は存在しません。そのため、ブックメーカーにおける勝敗は、月間・年間ベースの収支で判断すべきです。
1試合〜2試合の局所的な負けを、重く捉える必要はありません。逆にこのマインドを持っていない方は、局所的な負けを取り返そうと冷静さを失い無謀な賭けで損失を大きくしがちです。
ブックメーカーで収入を得ているプロベッターも、週間・月間で見たらマイナス収支であることは珍しくありません。試合の的中率にこだわることは大切ですが、試合ごとに一喜一憂することは避けましょう。
ブックメーカーで勝てる9つの考え方と実践方法

具体的にブックメーカーで勝率を高めるためには、どうすれば良いのかについても解説します。
前提として、今は負けが続いていたとしても現状を改善し、月間・年間の収支でプラスに傾けば勝利ということを頭に入れておきましょう。

広い視野と大きな余裕を持って取り組みましょう
①スポーツについて詳しくなる ※1つのスポーツだけでOK

まずは、メインとして賭けるスポーツへの理解を深めましょう。試合のルールやチーム・選手について精通しているほど、精度の高い試合展開の予想が可能となり、結果的にブックメーカーの勝率も高まります。
特にリアルタイムで試合に賭けるライブベットでは、どれだけ的確な試合予想をできるかが重要。スポーツに対する理解が深まれば、キャッシュアウト(損切り)もベストなタイミングで判断できるようになります。
スポーツについて詳しくなるには、試合観戦が一番効率的です。試合を観戦できるサービスは多々ありますが、費用をなるべく抑えたいのであれば、ブックメーカーのライブストリーミング機能(試合の生中継)を活用するといいでしょう。
bet365や20betなどのブックメーカーでは、ライブストリーミング(生中継)の提供を行っているため、賭けだけでなく試合観戦も楽しめます。
詳しい条件や対応している試合は、各ブックメーカーによって異なります。ライブストリーミングに関する詳細は下記の記事を参考にしてください。

詳しくなるスポーツは1つだけで十分です
特に詳しいスポーツがなければサッカーがおすすめです。
②ブックメーカーのオッズの付け方について知る
ブックメーカーにおいて、知っておくべきなのがオッズの種類と条件です。ブックメーカーでメジャーなオッズとして、下記を紹介します。
- 1×2(ワンバイツー)
どちらのチームが勝つか、引き分けるかを予想する - 合計(オーバー・アンダー)
基準点より得点が上になるか、下になるかを予想する - ダブルチャンス
試合結果を2通り予想でき、1つでも的中すればOK - アジアンハンディキャップ
試合結果にハンデを加えた上で展開を予想するオッズ - 正しい試合結果
試合結果をドンピシャで的中させるオッズ - ドローノーベット
1×2(ワンバイツー)の引き分けなし版 - 奇数/偶数
合計得点が偶数か、奇数かを予想する - アウトライトオッズ・アンティポストオッズ
大会・リーグ全体の優勝を予想する
オッズはそれぞれ、担当トレーダーの見解、直近成績・状態、プレイヤー動向などによって倍率が反映されます。とはいえ、ブックメーカー側もすべてを把握しているわけではなく、細かい情報まで考慮されているとは限りません。
そのため、スポーツや選手に精通しているプレイヤー側が有利となる場面もあります。
ブックメーカーのオッズに関して、より詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
③運に左右されるようなオッズに賭けない

本気で稼ぎたいのであれば、運に左右されるようなオッズには賭けない方が賢明です。たとえば、上記の奇数/偶数オッズの場合、予想を的中させるのは厳しいです。
二者択一なので局所的な勝率は高めですが、どうしても運に依存するため全体的な勝率は不安定となります。
最終的な収支がプラスになるかも、運任せとなってしまいます。
勝敗予想や合計(オーバー/アンダー)など、予想しやすいオッズを主軸にして賭けることを推奨します。

自分が得意な賭け方を主体に取り組みましょう
④1回の賭ける金額を適切にする
そもそもの話、ブックメーカーで全勝することは不可能です。全資金を一度に賭けて大きく稼ぐスタイルは、どこかのタイミングで確実に破綻します。そのため、1回にベットする資金を適切に設定しておく必要があります。
ベストなのは、万が一負けても、すぐに取り戻せる金額。局所的にマイナスとなっても、全体収支がプラスになるよう資金管理をしましょう。実践的な手法として定額ベットと比例ベット10%法(テンパーセント法)があります。
- 定額ベット
1回の賭け金を定額にして賭ける方法。1割くらいがベスト - 比例ベット 10%法(テンパーセント法)
資金の10%で賭けていく方法。資金の残高によって賭ける金額は異なる
ブックメーカーのバンクロールに関して、気になる方は下記の記事を参考にしてください。
⑤キャッシュアウト機能を使いこなす

キャッシュアウトとは勝敗が確定する前に、自分のタイミングで表示されている金額分を払い戻しする機能。仮に試合の雲行きが劣勢でも、最小限の損失で賭けから降りられます。投資における損切りに近い機能といえます。
タイミングによっては、試合終了前に利益を確定させ勝ち逃げすることも可能です。ただし、キャッシュアウトの機能、使い勝手は、ブックメーカーによっては異なります。
- 通常のキャッシュアウト
ほぼ全てのブックメーカーで利用可能 - 一部の金額をキャッシュアウト
bet365・betwayで利用可能 - 自動キャッシュアウト
bet365で利用可能
キャッシュアウト機能が最も優れているブックメーカーは、bet365です。通常キャッシュアウトの他に、賭け金の一部分だけ回収も可能。設定金額になると自動でキャッシュアウトできるため、バンクロール(資金管理)とも相性が良いです。

詳しくは下記の記事をご覧ください!
⑥予想・分析をした上で賭ける!プロの予想師に便乗するのも手
ブックメーカーで勝つためには、分析という努力が必要です。そのために、プロの予想師たちの情報を参考にするのも有効な選択肢といえます。
プロたちの予想を集計した予想サイト、各スポーツデータを確認できる分析サイトを活用することで、さらに高度な試合予想が可能となります。
まずは、予想サイトでプロの予想師に便乗するところからスタートしましょう。慣れてきたら、データ分析サイトを利用し自分で予想するのもアリです。
⑦オッズの高いブックメーカーで賭ける

ひとくちにブックメーカーと言っても、その種類は様々。ブックメーカーによって、提供しているオッズ倍率も異なります。稼ぐことを優先するのであれば、できるだけ倍率が高いブックメーカーを優先して利用しましょう。

同じ的中でも手元へ還元される金額に差が出ます
ブックメーカーのオッズ倍率を比較したいときは、Oddspedia(オッズペディア)を利用するのがおすすめ。比較表で分かりやすくオッズをチェックできます。
⑧期待値の高いベットができるブックメーカーで賭ける
上記のオッズ倍率と併せて考えたいのが、ブックメーカーサイトによる期待値の違いです。期待値とは、勝ち負け両方を考慮して発生する可能性がある金額のことを指します。
期待値が高いほど、稼げる可能性も高まります。ブックメーカーにおいては、ボーナス・オッズ強化の有無によって期待値が大きく変動します。
- Sportsbet.io(スポーツベットアイオー)
プライスブーストを利用すると期待値がアップ
- bet365(ベット365)
ベットブースト・キャッシュアウトだけでなく、期待値が上がるオファーも優秀
- Pinnacle(ピナクル)
オッズ倍率が業界トップクラス
- 1xBET(ワンバイベット)
オッズ倍率が業界トップクラス
各ブックメーカーの期待値については、下記の記事で詳しく解説しています。
⑨入金ボーナスを利用して試行回数を増やす
経験値を得るためには、試行錯誤が必要。そこでオススメなのが、複数のブックメーカーに登録することです。大半のブックメーカーには、ウェルカムボーナスという初回限定ボーナスが用意されています。通常プロモーションよりも内容が豪華なので、お得に試行錯誤できる回数を増やせます。
サイトによっては入金不要でボーナスを貰えるブックメーカーもあるので、上手に活用しましょう。ブックメーカーのボーナスについて詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
まとめ
ブックメーカーでは、どれだけ予想・分析を立ててもスポーツに絶対はない以上、どこかで負ける可能性があります。大事なのは、一度の敗北に囚われず広い視点で最終的な勝利を目指すこと。分析やバンクロール、ベット方法などは、そのために必要な要素の一部でしかありません。
常に状況を冷静に判断し、臨機応変にキャッシュアウトなどの判断をしてトータルの収支をプラスに持っていきましょう。

常に戦略を改善しながらブックメーカーに挑戦してみてください!
ぜひ参考にしてください!