ブックメーカーを楽しむ際、大きな障害となるのが出金方法です。
海外に運営拠点を置いているブックメーカーサイトは、国際送金であるため時間がかかる、反映されないなどのトラブルが発生しやすいです。
せっかく勝利して手に入れたお金をトラブルなく手元に戻すためにも今回は、ブックメーカーの出金方法を解説します。
ブックメーカー出金方法

出金方法 | 特徴 |
---|---|
①銀行振込 | 1サイトのブックメーカーを利用するのにおすすめ 手続きが少なく手軽に利用できる 着金までに時間がかかる傾向にあり (サイトによって異なる) 手数料がネット口座より抑えられる可能性が高い サイトによって失敗する可能性がある |
②Eウォレット (ネット口座) | 複数のブックメーカーを利用するのにおすすめ 1つのアカウントで複数のブックメーカーに利用できる 複数の通貨を保有できる ネット口座とブックメーカーサイト間で手数料はかからない お手元の銀行口座との入金・出金と共に手数料がかかる (手数料が高くなりやすい) Eウォレットによって対応しているブックメーカーは異なる |
③仮想通貨 | 高額ベットを行いたい方向け 手数料が安くなりやすい 着金速度が早い 海外仮想通貨取引所の利用を推奨 ※国内仮想通貨取引所では入出金がほぼできない |
ブックメーカーで利用できる出金方法は大きく分けて3種類のみです。
それぞれ長所・短所があるため自分の条件に合った決済方法を選ぶことが重要となります。

自分が使いやすいものをメインに利用しましょう
出金方法①銀行振込
銀行振込の入出金フロー
- 入金:
お手元の銀行→ブックメーカーサイト - 出金:
ブックメーカーサイト→お手元の銀行
普段から利用する機会が多い銀行振込は、ブックメーカーの出金方法としても活用できます。
既に開設している銀行口座をブックメーカーの出金口座として指定できるため、後述するEウォレットや仮想通貨よりも手軽に出金できる決済方法といえます。
最近では銀行口座への出金を使いやすくしようと、ブックメーカー側も努力しており利用できるサイトは増加傾向にあります。
一方で銀行出金のデメリットは、送金完了に時間がかかることです。
ブックメーカーにおける出金方法の中でも特に日数がかかりやすく、高額出金の場合、5日以上送金されないケースもあります。
高額出金の場合は審査が厳しい傾向にあるのが理由です。
また、入出金に利用した銀行を統一させなければならないかどうかはブックメーカーサイトによって規定が異なる場合もありますが、基本は同じで問題ありません。
- Sportsbetio(スポーツベットアイオー)
- bet365(ベット365)
出金は三菱UFJ銀行のみ対応
※入金は三井住友SMBCデビットがおすすめ - Stake(ステーク)
- カジ旅など
メリット
- 導線がシンプルで簡単
- ネット口座より手数料が抑えられる
- 1サイトのみのブックメーカーを利用する方に向いている
デメリット
- 銀行送金はブックメーカーサイトによって失敗する可能性あり
- 出金が反映されるまで時間がかかる場合がある
(高額出金の場合、審査が厳しくなり5日以上日数を要する可能性もある) - 為替手数料や、銀行側の振込手数料がかかる場合あり

ブックメーカーは出金規定が変更されることがあるため、事前にチェックしておきましょう
出金方法②Eウォレット(ネット口座)
Eウォレット(ネット口座)の入出金フロー
- 入金:
お手元の銀行・クレジットカード→Eウォレット→ブックメーカーサイト - 出金:
ブックメーカーサイト→Eウォレット→お手元の銀行
Eウォレットとは、国際間で電子決済する際に便利なネット口座のことです。
ひとつのアカウントで複数の通貨・仮想通貨を保有できる他、国際送金も手軽に行えます。
海外に拠点を置き、サイトによって利用できる法定通貨・仮想通貨の種類が異なるブックメーカーを複数利用するなら必需品といっても過言ではありません。
メリット
- ネット口座の代表格であるecoPayz(エコペイズ)もしくはMuchbetter(マッチベター)は、ほとんどのブックメーカー・オンラインカジノに対応している
- 銀行振込・クレジットカード・仮想通貨による入金ができる
- ネット口座とブックメーカーサイト間で手数料はかからない
- 複数のブックメーカーで遊ぶ方に向いている
デメリット
- 入金・出金の両方に手数料がかかる
- 本人確認に時間がかかる
- Eウォレット(ネット口座)ごとにサービス品質が異なる
ただし、Eウォレット(ネット口座)の機能を利用するには本人確認が必要とするケースが多いため、少々手間がかかります。
Eウォレット(ネット口座)によって、送金の速度や成功率、カスタマーサポート品質も異なります。

Eウォレットは種類も豊富で、それぞれ特徴が異なります
おすすめの3つを解説していきます!
①ecoPayz(エコペイズ)
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ブックメーカーをプレイするのであれば、ecoPayz(エコペイズ)はチェックすべきです。
ecoPayz(エコペイズ)は、多くのブックメーカーで利用できます。
ひとつのアカウントで複数のブックメーカーサイトに利用できるため、Eウォレット(ネット口座)を使い分ける手間がありません。
出金方法 | 手数料 | 反映時間 |
---|---|---|
高速現地送金 | ・手数料 1% もしくは15€ ・通貨が異なる場合、為替手数料がかかる | 1日〜3営業日 |
ローカル出金 | ・手数料 1% もしくは15€ ・通貨が異なる場合、為替手数料がかかる | 3日〜5営業日 |
ecoPayz(エコペイズ)対応ブックメーカー
セキュリティが強固な分、送金機能を利用する際はアカウントの本人確認が求められますが、逆に不正利用される可能性も低いです。
お手元の銀行口座に出金する度に一定の手数料がかかるのも懸念点ですが、それは他の決済方法においても言えることです。

ブックメーカーを楽しむならecoPayz(エコペイズ)は登録しておきたいEウォレットです
②Muchbetter(マッチベター)

日本で少しずつ注目を集めてきているのが、Muchbetter(マッチベター)です。
Android&iPhoneアプリを提供、国際的な受賞歴を多数獲得、日本語対応などの実績を有しているEウォレット(ネット口座)です。
既に多くのブックメーカーでも出金方法として実装されています。
出金方法 | 最小出金額 | 手数料 |
---|---|---|
Astropay | 10€ | 3% |
銀行送金(Zengin) | 30€ | 2.2%+5$ |
銀行送金(国際) | 100€ | 3%+10€ |
仮想通貨(BTC,ETH,LTC) | 15€ | 2% |
Muchbetter(マッチベター)対応ブックメーカー
ただし、利便性・対応サイト数においてはエコペイズに劣っています。
サポートの品質もあまり高くはないという口コミも見受けられるため、ecoPayz(エコペイズ)の本人確認がうまくいかなかった場合にサブとして利用されることを推奨します。

出金額によってはエコペイズより手数料が安くなる可能性があります
③STICPAY(スティックペイ)

STICPAY(スティックペイ)も、ブックメーカーで利用できるEウォレット(ネット口座)のひとつです。
対応ブックメーカーサイトは少ないですが、29種類以上の法定通貨・仮想通貨(ビットコイン、ライトコイン)に対応しています。
Android&iPhone対応のアプリも提供していることから外出先でも手軽に利用できるEウォレット(ネット口座)です。
出金方法 | 手数料 |
---|---|
銀行送金(日本) | 800円+2%(最低出金額3,000円) |
銀行送金(国際) | 5% |
スティックカード | 1.3% |
ビットコイン | B0.00077000 + 3% |
ライトコイン | 3% |
STICPAY(スティックペイ)対応ブックメーカー

今後、対応ブックメーカーが増えたら注目度も高まりそうです
出金方法③仮想通貨
仮想通貨の入出金フロー
- 入金:
お手元の銀行→海外仮想通貨取引所→ブックメーカーサイト - 出金:
ブックメーカーサイト→海外仮想通貨取引所→国内仮想通貨取引所→お手元の銀行
意外かもしれませんが、仮想通貨もブックメーカーから出金できます。
仮想通貨を利用する強みは、なんといっても送金スピードの速さです。
様々な金融機関を経由する銀行振込やEウォレットと異なり、仮想通貨の取引は個人間で行われます。
仲介地点が少ない分取引にかかる時間が短くなり、早ければ数時間で決済が完了することもあります。
手数料も無料もしくは格安になりやすく、銀行振込やEウォレットよりも利便性が高い出金方法といえます。
メリット
- 手数料が最も安い(入金・出金)
- 入金・出金と共に着金スピードが早い
- 高額によるプレイに向いている
デメリット
- 海外仮想通貨取引所を使用する必要がある
(日本金融庁登録がされていないため、撤退のリスクも少なからずある) - 手元の銀行口座に入金するのは国内取引所に送金する必要がある
日本円に戻す為替手数料がかかる
そんな仮想通貨ですが、2022年4月に施行されたトラベルルールによって、国内仮想通貨取引所とブックメーカー間の入出金取引が困難となりました。
ブックメーカーから仮想通貨を出金するのであれば海外取引所を利用することを推奨します。
- Bybit(バイビット)
- BINANCE(バイナンス)
- Bitget(ビットゲット)など
上記の3サイトでは仮想通貨のまま賭けてプレイでき、おすすめです。
他のサイトでは日本円通貨となるため、為替手数料がかかります。

海外仮想通貨取引所に関しては、下記を参考にしてください
ブックメーカーに出金できない原因と対策

ブックメーカーから出金されない。
そんなトラブルに遭遇したら下記の原因が当てはまらないかチェックしてください。
- 賭け条件(出金条件)を達成しなければ出金できない
- 本人確認を提出し承認を得なければ出金できない
- 入金方法と出金方法が統一されていなければ出金できない
- 高額出金の場合は審査により時間がかかる傾向にある
①賭け条件(出金条件)を達成しなければ出金できない
ブックメーカーには賭け条件(出金条件)という規定があります。
基本的にはどのブックメーカーも入金額と同額以上のベットが条件になっていることがほとんどです。
ただし、一部のブックメーカーでは異なる場合があります。
- 1xBet(ワンバイベット)
入金額と同額以上のベットが条件だがオッズ1.1倍以上 - ボンズカジノ
入金額の3倍以上のベットが条件

このように各サイトによって異なる場合があるので注意が必要です。
②本人確認を提出し承認を得なければ出金できない
ブックメーカーから資金を出金するためには、基本的にアカウントの本人確認手続きを完了している必要があります。
本人確認には身分や住所を証明できる書類の提出が求められます。
面倒かもしれませんが、ブックメーカーの本人確認は早い段階から済ませておくことで出金時の負担が減ります。
下記の書類を1点ずつ求められることがほとんどです。
種類 | 書類内容 |
---|---|
身分証明書 | ・パスポート ・運転免許証 ・国民IDカード (マイナンバーカード)など 顔写真があり、名前が登録情報と 一致するようにしてください。 |
住所証明 | ・公共料金・光熱費の請求書もしくは領収書 ・銀行取引明細書 ・住民票など 発行から3ヶ月以内の書類を用意すること 登録情報と一致するようにしてください。 |
サイト内から本人確認を提出できる項目があるのが通常ですが、ブックメーカーサイトによってはサイトから提出できず、出金申請を行なった際に必要があればEメールが届き、本人確認を提出するやり方もあるので、注意してください。

高額出金の場合、追加で別の本人確認書類の提出が求められることもあります
③入金方法と出金方法が統一されていなければ出金できない
ブックメーカーでは、入金履歴がある決済方法でなければ原則出金に利用できません。
たとえば、銀行振込にて入金したとします。
この際、決済に使用していないEウォレット(ネット口座)は出金方法として選択できず、同じく銀行振込でしか資金を引き出せません。

このケースの場合、Eウォレット(ネット口座)へ出金するには一度、入金で利用する必要があります
注意したいのがクレジットカード入金です。
ブックメーカーにクレジットカード入金した場合、そのままでは出金できないため新たに出金対応している決済方法を用意しなければなりません。
その際はネット口座・銀行口座になりますので、サポートに問い合わせしてみましょう。
④高額出金の場合は審査により時間がかかる傾向にある
一度に何十万、何百万もの資金をアカウントから引き出す場合、ブックメーカー側が違法性がないか、マネーロンダリングに抵触していないかを審査します。
審査が完了するまでの期間は時期や金額、ブックメーカーサイトによって異なり、3日以上たっても審査が完了しないケースも少なくありません。
金額の大きさによっては、出金額を何回かに分割して支払われることもあります。

高額出金を行う際は余裕を持って待ちましょう
それでも出金できない場合は?

どうしてもブックメーカーから出金できない、出金エラーが表示されるなどのトラブルが発生した場合は、一度ブックメーカーサイトのカスタマーサポートに連絡してみることをおすすめします。
Eメールもしくはライブチャットなどで問い合わせすることが可能です。
なぜ出金できないのか原因を教えてもらえますので、ご安心ください。

サポートの指示に従って、出金手続きを行うようにしましょう!
まとめ
ブックメーカーの出金は、規定やルールがいくつかあるため注意が必要です。
せっかくスポーツベッティングで勝利したのに、スムーズに出金できずストレスを感じてしまう方も少なくありません。
ブックメーカーで出金トラブルに遭遇しないために重要なことは、信頼と実績があるブックメーカーサイトを選ぶことです。
当サイトで紹介しているブックメーカーは、いずれも安心して利用できるサイトのみ厳選しています。

ブックメーカー選びの参考にお役立てください
この記事を読めばブックメーカーの出金で悩まずに済みます